- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041308097
感想・レビュー・書評
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まさに現在の状況を予感したかの様で少し怖くなる。
パンデミック、医療崩壊はまさにそのとおりになっている。
そして、トランプ大統領の出現や、東海・東南海地震の可能性までちりばめられているというおまけ付き。
細かい描写はちょっとくどすぎるが、それは小松左京だからこそ許されるのだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
30年ぶりくらいに再読。
今読んだらどうなのだろうと手に取ったら、そのまま引き込まれた。細かいところを覚えていなかったのもあるが、米ソ対立などもでてくるものの、古さをほぼ感じず一気読み。 -
【展示用コメント】
たかが風邪、されど風邪、パンデミックは止まらない
【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001260112 -
この有名なSF作家、実は日本沈没しか読んでない。しかしこれはすごい。というかこわい。残穢はめちゃ怖かったけど、それ以上に恐いかもしれない。50年以上前の作とは思えない現実感。ウイルスならぬ増殖性核酸感染によるパンデミック、こういうことが非常な速度で蔓延したらそれは助からない。そしてもうひとつ、狂信的指導層による核ミサイルのホットスイッチ、米ソ冷戦時代はとうに終わったというのに、これも今まさにありそうなところが恐い。この収拾のつかない二重の災厄によって絶滅に瀕した人類がマイナス×マイナスで奇跡の一発逆転の復活をとげるという壮大なシナリオ。いやよく考えたものだ。
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物語の一場面一場面が、頭の中で映像化して出てくる。
こわい。それ以上に印象的で目が離せない。 -
【お風呂で読書】今日から小松左京『復活の日』を読みはじめました。
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2005.6.17
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某国が開発した細菌兵器が事故で全世界に蔓延して人類が滅亡寸前まで行く話。細菌は寒さに弱いので南極基地にいた人たちや潜水艦で外界から遮断されていた水兵たちは助かった。その後、滅亡したアメリカで放置されていた核ミサイルが地震で誤作動して発射。しかし皮肉にもその核兵器の放射能で細菌が殺菌されて、なんとか人類が生き延びた話だったと覚えています。
著者プロフィール
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