エスパイ (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (1977年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041308141

感想・レビュー・書評

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  • 「虚無回廊」のような頭がぐらぐらするような壮大なビジョンはないけど、このスピード感は気に入った。それにしても、小松左京がこういうエンターテイメントに徹した作品を書いていたというのは、ちょっと意外。もっとも俺が読み始めた頃には、もう大作ばっかりになってたからしかたないのかもしれないけど。アイディア自体は平凡な部類に入るんだろうけど、ストーリーテラーとしての小松左京の実力が発揮されたというところかな。SFとしては、「果てしなき」の方がこれよりすごいけど、勢いはこっちの勝ちだな。
     エスパーによるスパイ戦から始まったときには、最後の敵はちょっと予想つかなかった。結構強引だよなあ。ちょっと説教臭くなるのは、まあご愛敬かな。ふと思ったけど、ひょっとして「妖獣都市」の元ネタかな?そうなると、田村が滝で、マリアが麻紀絵ってことか。おっ、頭文字同じだ。ホントにそうかも。サラバット氏とマイヤート氏は違うのか、残念。
     やっぱ作家は初期の作品の方がいいのかな。「虚無回廊」は別だけどね。
     p.s. これって俺が生まれる前の作品らしい。信じられん。

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著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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