小説日本銀行 (角川文庫 し 4-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041310014

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  • 面白い!

  • 時代に翻弄される日本銀行員のやるせなさを描いた作品。日本銀行の内情などを覗き見られる面白さはあるものの、so what?な感は否めない。

  • どこの社会でも生き延びる処世術があるんだなぁ。そんな悪しき慣習はこの当時からあったのなら日本はよくならないわ。

  • 金融緩和で日銀が円を大量供給するリスクがなんなのか。戦後にも、復興目的で円が大量に供給された結果、物価が1年で2~3倍に急上昇しました。父親の退職金が無価値になって生活できず路頭に迷う母親、娘の姿が描かれています。さて、今の円安、株高も、円の大量供給でつくられたものです。2%のインフレ目標とはいっていますが、いったんインフレが加速すると、政府がコントロールできなくなった歴史が、日本にはあります。

  • 4-04-131001-6 576p 1998・4・25 38版

  • 挫折する人間 それは 目的を達成し得ない人間像を描く。
    社会的な状況から、チャンスをはずすことで、
    不遇をかこつ。
    津上幸次という人間のすがすがしさ。

  •  実家で埃をかぶっていた父親の蔵書。ちょうど日銀総裁が代わり、ニュースを賑わせていたこともあり、お勉強で読んでみた。
     36歳でこのような作品を書いた城山三郎という作家の力量を改めて感じる。
     日銀総裁の名前など、一万田、白川、現在の黒田氏程度歯しか記憶にないが、戦時中の歴代総裁が困難と戦っていたと知れる。
     何故か渋沢総裁だけ評価されていないのは、城山氏の私見なのだろうか。
     金融庁についても、マッカーサー時代からの流れがあったことがわかる。
     現在の黒田総裁の持論に対しては、この小説の主人公はおそらく危惧を抱くと思うが、城山氏存命であれば何と言っただろうか。

     

  • 舞台は、終戦直後。
    出世と保身を第一に考えるのは、どの組織にもおいても共通。
    その中で自分の理想を貫き通すのは難しい。
    時代が古いせいか、いろいろと理解に苦しむところがあった。

  • 戦後日本の復興期、押し寄せるインフレの波、押し流される日銀マンたち。
    それに立ち向かう男の情熱。

  • 理想に燃える行員の主人公が挫折する話。

    分厚い本ですが、人物描写が俊逸ですらすら読めます。

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