百戦百勝 働き一両・考え五両 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041310144

感想・レビュー・書評

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  • 山崎種二をモデルにした経済小説。「種二さんはこんな顔だったのかな?」と小説から想像した顔と、テレビで見た種二さんの顔写真がほぼ一緒だったので驚いた。これぞ作家の筆力。

  • 軽快に読むことが出来る小説。
    山崎種二の生涯を書いたもの。

  • 日本的ビジネス小説のパイオニア的存在の城山さんの作。
    主人公春山豆二の考え方・行動力がすばらしい。
    実在した人物だそうだが、学ぶところがたくさんある。

  • 米問屋の丁稚から独立し、米相場さらには株式相場で成功をおさめた山崎種二をモデルにした小説。相場の本質、市場参加者の画策や心理が手に取るように分かる。何度読み返しても飽きさせない。城山三郎の本を読むきっかけになった書。

  • 実在した相場師をモデルにしたサクセスストーリー。
    サラリーマンとか中小企業の社長さんの好きそうな話と文体。昭和のにおいがぷんぷんします。
    副題の「働き一両・考え五両」に一冊が凝縮されている感じです。
    全体的に読みやすかったです。

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著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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