- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041310182
感想・レビュー・書評
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印象に残ったのは、以下の文章。
1)「病気」と「浪人」と「投獄」と「左遷」
・一流人で思いやりのある人物、人間性の豊かな人物
→ この4つの全てか、いくつかを経験している。
・日陰の道を歩んだ体験から、どう努力して陽の当たる道へ復帰してきたか、その過程で人間的な幅や厚みが形成されていく。
2)大蔵省の次官になる人は、わりあい大病の経験者が多い
・激しい競争社会なので落伍しそうだが、大病した人の方が、人間的に大きくなって次官までなる。
3)理想の職業
・最初からあるんじゃなくて、自分自身で作り出すもの。
・その仕事を理想とするかどうかは、自分の努力。
・松永安左ェ門:株屋 → 石炭 → 「電力の鬼」
「結局、長くやっている結果として、使命感が出てくる。
4)順境も逆境も楽しむ人間、それが「真楽」
・何をやってもうまくいかない時は、何もやらないのが一番。
・「窮しては、その為さざるところを視る」
困窮したときは、じっとその中に沈殿し、何もしないで、ひそかに自分自身を磨く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほど
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発行は古いが内容はいまでも生きている。お勤め人だけに限らず まさに人間学の考察はいつの時代でも面白い
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城山三郎と伊藤肇の対談本。
色々と格言になりうる良い話が沢山入っています。
知識、見識、胆識の話は印象的だった。
折り目を付けて、何回か読み直すのが良さそうな本です。 -
08/23
著者プロフィール
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