本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041314104
感想・レビュー・書評
-
日頃多数の女性が世間に対して思っているだろうことを田辺聖子さんが代弁してくれています。ちょうど良い加減が分かっている大人が書いたエッセイとはこのようなものだと思います。性別問わず読んでほしい本です。後書きの日付が1973年だということに気づいて田辺聖子さんの視点の凄さと世の中の変わらない状態にびっくりします。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時代が移り変わっても、人の行動や思考はそれほど変化しないらしい。そして新しいものについて嘆く知識人と呼ばれる人たちの論調も不変のようだ。
女性論を語るその切り口は、時代に即して古いけれど、所詮男が求めるものは古き良き男性優位社会で、女が求めるものはその瓦解。
作者が女性の立場から主張していることは、今の女性が言っていることと同じだ。
論客たちと作者に、今の社会を語らせてみたいものだ。
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
田辺聖子の作品





