鬼の女房 (角川文庫 5162)

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  • 角川書店 (1982年5月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041314128

みんなの感想まとめ

鬼にまつわる多様な物語が描かれた作品で、古典作品からの引用を通じて、鬼の恐ろしさと人間味を同時に感じることができます。平安時代や鎌倉時代に信じられていた鬼の存在は、現代においても人間の心の奥深くに潜む...

感想・レビュー・書評

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  • 田辺聖子の百人一首という本の中に同書の名前が出てきて気になったので読んでみた。小説かなと思って買ったけど小説ではない、、解説本みたいな感じ。

    古典作品中の鬼にまつわる話。今昔物語からの引用が多い。
    鬼に纏わり付かれる人の話や芸術に通じてる鬼、恋焦がれて鬼になる人…恐ろしさもあるが、それぞれ人間味もある。

    昔(平安時代や鎌倉時代など)はあやかしや鬼がいると当たり前に信じられてきて、現代ではなかなか鬼がいる、とは信じられていない。
    だが本当は、鬼というものは人間の心に潜むものであって、誰しも鬼になり得るし、現代でも自分でも起こり得るのだなと感じました。(シャーマンキングという漫画で、アンナが鬼を生み出していたのを思い出した)

    「水に溶ける鬼」という小野篁の話が一番好き。
    亡くなって幽霊になった妹をいつまでも愛し続ける篁…素敵でした。

  • 「水に溶ける鬼」(「篁物語」)のみ読了。

  • 鬼にまつわる話の数々で、読みやすく、面白い本。
    禁断萌えなワタクシとしては、表題になった話が好き。『小野篁』の若き頃の悲恋。
    しかし、この本は手に入り辛いか・・・

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著者プロフィール

昭和3年3月27日、大阪府に生まれる。昭和22年樟蔭女子専門学校国文科卒。小説家。直木賞選考委員。昭和39年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を、62年「花衣ぬぐやまつわる…」で女流文学賞、平成5年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、6年菊池寛文学賞、7年紫綬褒章、10年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で読売文学賞、14年キワニス大阪賞など、多数受賞。12年文化功労者となる。作風は巧みな大阪弁で夫婦あるいは男女の機微と生態を描くものが多い。近著に『武玉川・とくとく清水』(平14 岩波書店)『女のおっさん箴言集』(平15 PHP研究所)など。

「2004年 『久保田淳座談集 心あひの風 いま、古典を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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