絵草紙源氏物語 (角川文庫)

  • 角川書店 (1983年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041314142

作品紹介・あらすじ

原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、現代の言葉で「源氏」を書き下ろしたダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が、興を添える。

みんなの感想まとめ

古典文学の名作を現代の言葉で表現したダイジェスト版は、四季の移ろいと人間の運命、恋の葛藤を鮮やかに描いています。美しいカラーイラストが随所に散りばめられ、特に岡田嘉夫さんの作品は、女性の髪や着物のしわ...

感想・レビュー・書評

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  • 岡田 嘉夫さんのイラストが素晴らしいです。髪の流れかた、着物のしわのよりかたに女人の思いが込められています。美しいまさに絵草紙です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「髪の流れかた、着物のしわのよりかたに」
      静かに秘めた情念を、ヒシヒシ感じて恐かったです。。。
      「髪の流れかた、着物のしわのよりかたに」
      静かに秘めた情念を、ヒシヒシ感じて恐かったです。。。
      2013/07/09
  • やや駆け足。

  •  再読。初読は1996年。
     第一部『桐壺』〜『藤裏葉』,第二部『若菜上』〜『雲隠』を,各々の章2〜4ページほどの文章に豪華な浮世絵風のカラー挿絵を組み合わせ,絵草紙風に構成されている。一応『源氏物語』を知らなくても読めるようになっているが,登場人物が多く馴染めない古代の用語も出てくるため,原作の知識が多ければ多いほど楽しめる本だと思う。前回読んだ時よりも平安時代の知識が増えていた分だけ今回の方がより理解でき印象にも残った。

  • 文章に関しては一字一句の現代語訳、ではなく、すっと読めるように現代文アレンジ、というほうが近い。厚さのわりには本当にすぐに読み終わる。あまりにも読みやすいので一気に読むと、終始光源氏が女のことばかり考えているような錯覚にも陥り、平安貴族というのは恋愛以外にすることないんかい…と突っ込みたくなってしまう。
    絵草紙と名うつだけあって、頻繁に入っている挿絵が綺麗。ただ、大体女の人が脱いでるので、電車の中とかでは読めないかな・・・着物の色とかきれいだけど。

  • 日本を代表する恋愛小説とか言われててハードル上がってたけど
    現代人の私としてはおもしろくなかった
    女も名前たくさんあって覚えられんし、
    よくわかんない、、
    ただ、光源氏はただヤりたいだけでなくて
    全ての女を大切にしてて、本当に女好きなんやなと思った。

  • 豊富なカラーイラスト目当てで購入したもの.

    源氏物語自体読んだことが無いのでどうかと思ったが、短くまとめているのか展開が唐突過ぎてついていけなかった。イラストの入れ方の問題だろうが、章の切れ目も分かりずらかった。

    何よりも女性が出てき過ぎて誰が誰だか分からない。確かに紫の上は好ましい様に思うが、個人的には分からない価値観だ。全編ではなく光源氏の一生で終わっているので、内容については他の作品で読むべきか。

    *2008.8 *2015.11

  • 古典の名作、源氏物語に触れてみたいと思いつつ、分量に尻込み…。

    図書館でたまたま一冊に凝縮されて挿絵も多い本書を見かけ、早速借りて読みました。

    妖艶な雰囲気の挿絵も魅力的で、駆け足ですが全体の流れも分かり、満足。

    ここぞというところで読まれる歌は素敵ですね。

    次はもう少しボリュームのある現代語訳のものを読みたくなりました。

  • (2002.01.13読了)(2002.01.11購入)
    内容紹介 amazon
    原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。

    ☆田辺聖子さんの本(既読)
    「甘い関係」田辺聖子著、文芸春秋、1975.02.
    「むかし・あけぼの(上)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「むかし・あけぼの(下)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「おちくぼ姫」田辺聖子著、角川文庫、1990.05.25

  • 源氏物語の「桐壷」から「雲隠」までを田辺さんの要約文と岡田さんのセクスィーな絵でまとめた1冊。
    つまり、光源氏くんが生まれてから亡くなるまでをコンパクトにまとめてありました。
    文章も絵もかなり良かったよ。
    源氏物語初心者もかなり読み込んでいる人も満足の1冊だと思います。

  • 源氏物語を復習。
    ほとんど覚えていなかった。
    そもそも恋愛小説が得意でないのな。なんでそんなに多情なのとか、根本的な疑問がわいてくる。

    挿絵はとても美しかった。
    源氏物語を端的に把握するには最適本。

  • こちらは田辺聖子先生の著書で、岡田嘉夫先生の挿絵、という素晴らしい一冊です。光源氏が出家するまでの重要なシーンを簡潔にまとめ、各章に岡田嘉夫先生の挿絵が嵌めこまれているのですが、挿絵というには勿体無い。美しい色遣いや、人体を描く細く無駄のない柔らかな線、どれも素晴らしい。何度も愉しめます。

  • さらりと読めてよかった。
    まさか「幻」で泣くとは思わなかったけど。

  • 岡田嘉夫さんが大好きなんですが、
    田辺聖子さんとのコンビも最高で大好きです☆

  • 内容紹介:原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。(出版社・著者より)

    資料番号:011287026
    請求記号:F/ タナベ
    資料区分:文庫・新書

  • 源氏物語の各帖(宇治十帖を除く)を、田辺さんの現代訳と岡田嘉夫さんの日本画でつづった本です。実は、この大型本(しかもお2人のサイン入り)がかなり前からうちにあります。入手経路不明ですが、時期はおそらく中〜高校生くらいのときではないかと。物語自体は高校の古典でも勉強するくらいのポピュラーなものですので、細かいことを考えずに、田辺さんの滑らかな現代訳と岡田さんの美しい絵を楽しめばよい本です。岡田さんの選ばれる構図は表紙のとおり、気品を保ちながらもセクスィーなものが多く(本当は、むしろ風景描写の帖が多いんですけど気分的に:笑)、この本がうちに来た当時は結構ドキドキして開いたものでした。セクシー感は別にしても、女性の髪の描き方が大和絵風でキレイです。六条御息所が思い悩む構図が抜群。おまけにこの場面の彼女の着物の柄が蜘蛛の巣で、画家さんのイマジネーションとセンスはすごいなーと思います。「大人の絵本」というのがふさわしい作品なのでこの☆の数です。あと、ヒジョーに言いにくく、また意地悪な見方なのですが、この本の絵と、「名作」の誉れ高い某マンガには同じ構図が複数あるので、双方がお手元にあればちらちら見比べて楽しむのもアリか、と思います。どちらがどう、ということについてはオトナだからコメントしませんけど(お互いの寛容やrespectであるとか、権利関係が整理されているのならもちろんノープロブレムなので:笑)。

  • 田辺聖子は読みやすくていい(笑)挿し絵も綺麗だし。

  • 原稿用紙150枚に現代語訳した「源氏物語」に岡田嘉夫氏の美しい挿絵。文章と挿絵が堪能できる「源氏物語」。(07/09/29)

  • 挿絵がイメージを広げてくれます

  • 絵草紙、というくらいなので、文章はとても少ないです。その分、話の流れがわかりやすいから、受験の時は重宝させてもらいました。

  • 源氏物語ってこんなに面白い話だったの!?平安時代の物語とは思えない!挿し絵がエロイ。

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著者プロフィール

田辺 聖子(たなべ・せいこ):1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒業。64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、以後精力的に書き続け、87年『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年に文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去。

「2026年 『けったいな関係 田辺聖子傑作短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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