絵草紙 源氏物語 (角川文庫 (5594))

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本棚登録 : 167
感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314142

感想・レビュー・書評

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  • 岡田 嘉夫さんのイラストが素晴らしいです。髪の流れかた、着物のしわのよりかたに女人の思いが込められています。美しいまさに絵草紙です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「髪の流れかた、着物のしわのよりかたに」
      静かに秘めた情念を、ヒシヒシ感じて恐かったです。。。
      「髪の流れかた、着物のしわのよりかたに」
      静かに秘めた情念を、ヒシヒシ感じて恐かったです。。。
      2013/07/09
  • 文章に関しては一字一句の現代語訳、ではなく、すっと読めるように現代文アレンジ、というほうが近い。厚さのわりには本当にすぐに読み終わる。あまりにも読みやすいので一気に読むと、終始光源氏が女のことばかり考えているような錯覚にも陥り、平安貴族というのは恋愛以外にすることないんかい…と突っ込みたくなってしまう。
    絵草紙と名うつだけあって、頻繁に入っている挿絵が綺麗。ただ、大体女の人が脱いでるので、電車の中とかでは読めないかな・・・着物の色とかきれいだけど。

  • 日本を代表する恋愛小説とか言われててハードル上がってたけど
    現代人の私としてはおもしろくなかった
    女も名前たくさんあって覚えられんし、
    よくわかんない、、
    ただ、光源氏はただヤりたいだけでなくて
    全ての女を大切にしてて、本当に女好きなんやなと思った。

  • 豊富なカラーイラスト目当てで購入したもの.

    源氏物語自体読んだことが無いのでどうかと思ったが、短くまとめているのか展開が唐突過ぎてついていけなかった。イラストの入れ方の問題だろうが、章の切れ目も分かりずらかった。

    何よりも女性が出てき過ぎて誰が誰だか分からない。確かに紫の上は好ましい様に思うが、個人的には分からない価値観だ。全編ではなく光源氏の一生で終わっているので、内容については他の作品で読むべきか。

    *2008.8 *2015.11

  • 古典の名作、源氏物語に触れてみたいと思いつつ、分量に尻込み…。

    図書館でたまたま一冊に凝縮されて挿絵も多い本書を見かけ、早速借りて読みました。

    妖艶な雰囲気の挿絵も魅力的で、駆け足ですが全体の流れも分かり、満足。

    ここぞというところで読まれる歌は素敵ですね。

    次はもう少しボリュームのある現代語訳のものを読みたくなりました。

  • (2002.01.13読了)(2002.01.11購入)
    内容紹介 amazon
    原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。

    ☆田辺聖子さんの本(既読)
    「甘い関係」田辺聖子著、文芸春秋、1975.02.
    「むかし・あけぼの(上)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「むかし・あけぼの(下)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「おちくぼ姫」田辺聖子著、角川文庫、1990.05.25

  • 源氏物語の「桐壷」から「雲隠」までを田辺さんの要約文と岡田さんのセクスィーな絵でまとめた1冊。
    つまり、光源氏くんが生まれてから亡くなるまでをコンパクトにまとめてありました。
    文章も絵もかなり良かったよ。
    源氏物語初心者もかなり読み込んでいる人も満足の1冊だと思います。

  • 源氏物語を復習。
    ほとんど覚えていなかった。
    そもそも恋愛小説が得意でないのな。なんでそんなに多情なのとか、根本的な疑問がわいてくる。

    挿絵はとても美しかった。
    源氏物語を端的に把握するには最適本。

  •  源氏物語のダイジェスト版、挿絵も多くとても読みやすい本。源氏物語は、長編恋愛小説として知られており、最後まで読み切れなず明石の章まで読んでやめてしまう事を「明石源氏」などと言ったりもする。僕自身、源氏物語を読む(この本を読んだぐらいで、源氏物語を読んだと言っていいのかは別として)のは初めてだったが、さすがにすんなりと最後まで読むことが出来た。この版は、世間一般の小説よりも短く、絵本の感覚に近い。
     ところで、この源氏物語と言う話、断片的には結構聞いたことがある部分もあるのだが、実際読んでみると、古い作品でありながら現代にも通じるストーリー展開の面白さがあるという印象を持った。細部にわたっての感想となるとダイジェスト版すぎて特に言う事もないのだが、このようなダイジェスト版で一通り展開を知っていた上でも、もうちょっと詳細が描かれている版で読んでみようかなと感じた。長く読み継がれているだけあって、なかなか興味深い物語。

  • こちらは田辺聖子先生の著書で、岡田嘉夫先生の挿絵、という素晴らしい一冊です。光源氏が出家するまでの重要なシーンを簡潔にまとめ、各章に岡田嘉夫先生の挿絵が嵌めこまれているのですが、挿絵というには勿体無い。美しい色遣いや、人体を描く細く無駄のない柔らかな線、どれも素晴らしい。何度も愉しめます。

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著者プロフィール

田辺聖子

一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。

「2020年 『大阪弁おもしろ草子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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