絵草紙源氏物語 (角川文庫 緑 314-14)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 177
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314142

感想・レビュー・書評

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  • 文章に関しては一字一句の現代語訳、ではなく、すっと読めるように現代文アレンジ、というほうが近い。厚さのわりには本当にすぐに読み終わる。あまりにも読みやすいので一気に読むと、終始光源氏が女のことばかり考えているような錯覚にも陥り、平安貴族というのは恋愛以外にすることないんかい…と突っ込みたくなってしまう。
    絵草紙と名うつだけあって、頻繁に入っている挿絵が綺麗。ただ、大体女の人が脱いでるので、電車の中とかでは読めないかな・・・着物の色とかきれいだけど。

  • 豊富なカラーイラスト目当てで購入したもの.

    源氏物語自体読んだことが無いのでどうかと思ったが、短くまとめているのか展開が唐突過ぎてついていけなかった。イラストの入れ方の問題だろうが、章の切れ目も分かりずらかった。

    何よりも女性が出てき過ぎて誰が誰だか分からない。確かに紫の上は好ましい様に思うが、個人的には分からない価値観だ。全編ではなく光源氏の一生で終わっているので、内容については他の作品で読むべきか。

    *2008.8 *2015.11

  • 源氏物語を復習。
    ほとんど覚えていなかった。
    そもそも恋愛小説が得意でないのな。なんでそんなに多情なのとか、根本的な疑問がわいてくる。

    挿絵はとても美しかった。
    源氏物語を端的に把握するには最適本。

  • 岡田嘉夫さんが大好きなんですが、
    田辺聖子さんとのコンビも最高で大好きです☆

  • 田辺聖子は読みやすくていい(笑)挿し絵も綺麗だし。

  • 挿絵がイメージを広げてくれます

  • 絵草紙、というくらいなので、文章はとても少ないです。その分、話の流れがわかりやすいから、受験の時は重宝させてもらいました。

著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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