まごつき一家 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 17
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314203

作品紹介・あらすじ

私は市立高校の2年生。父と弟と3人で団地住まい。母は5年前に亡くなった。母のいない寂しさはちょっぴりあるものの楽しく暮らしている。「どうや、道子に健、明日の朝、ひとつ散歩にいってみるか」-土曜日の晩、父は珍しいことを言った。酔うと理想主義者になる父である。酔っぱらったのかと思ったが、これは、なかなかに意味深長な、意外な伏線であった…。思春期の少女と父の再婚話を、明るく、ほのぼのと描くジュブナイル長篇。

感想・レビュー・書評

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  • 田辺聖子さんの小説はかなり読んできたけれど、
    こんな本があったなんて知らなかった。
    女子高生が主人公というめずらしいお話。
    (モチロン、今風のではない。)
    昔の少女小説風というか、それでも乙女チックと
    いうのではない、ハイミスものに近い感じ。
    とっても面白くて。文章が細かいところですごく効いてる。
    この本の存在を知らない聖子さんファンは多いのではないか
    と思われる。ぜひおすすめ!

  • 090810(s 090916)

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著者プロフィール

田辺聖子

一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。

「2020年 『大阪弁おもしろ草子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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