人生の甘美なしたたり (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314319

感想・レビュー・書評

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  • 【本の内容】
    愛の反対は無関心である。

    「死」の対極にあるのは「生」ではなく、「恋」である。

    お聖さんのふかーい洞察力によって引き出された、恋人、夫婦、家族たちの本音と真実。

    アフォリズムの名作!

    恋愛の究極は手ェも握らんとこへ還る。

    しょせん男は気立てと甲斐性。

    人生エエとこどりでよい。

    血は水よりも薄い―。

    人間への深い愛と洞察力を持つ著者が行きついた、鋭くてユーモラスな人生の決めフレーズ集。

    日々をより楽しくするための応援歌であり、ふとこぼれる本音であり、気持ちひとつで手に入る幸福のさまざまなかたちの提言ともいえるだろう。

    [ 目次 ]
    男と女
    女とは
    男とは
    生と死
    世の中さまざま

    [ POP ]
    〈オトナの女とは、男に期待しなくなった女のことである〉〈惚れてしまうということは精神衛生にも美容にもよくない〉。

    田辺聖子さんの『人生の甘美なしたたり』は、載っているすべてのフレーズが、今後の人生の参考になること間違いなしの、愛とユーモアに満ち満ちた傑作フレーズ集です。

    「さすがはお聖さん、達観している!」と膝を打ちつつ、ちっぽけな恋の悩みなどはたちまちのうちに雲散霧消することも間違いなしの1冊です。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 【推薦文】
    インパクトのあるタイトルに惹かれ、思わず書架整理の手を止めて開いてみると、中は人生をスパッと切りとった刺激的なフレーズ集でした。女性の強かさに圧倒されてしまわないよう、覚悟を決めた上でお手に取ることをおすすめします。
    (推薦者:金属工学科 B3)

    【配架場所】
    大岡山: B1F-一般図書 917/Ta

  • 歯切れよく、潔いことばが目に飛び込んでくる。
    ここまで歯切れがいいと、したたりは、さっくり
    さらさら。
    と思いきや、軽い言葉に重い意味。
    強い言葉でお尻をたたかれ。
    人生の機微を味わえる良い本です。

  • 笑いながら、頷きながら読みました。男って生き物も、女って生き物も自分勝手で面白いですね。

  • バイブル!
    「自己愛の無い女は力もうすい」
    心に留めて生きてます。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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