歌がるた小倉百人一首 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314326

作品紹介・あらすじ

いまから七百数十年前、当時、最高の歌人だった藤原定家が十冊の和歌集の中から一人一首ずつ百首選りすぐったものが、小倉百人一首。そこには四季の美しさ、人間の悲しみ、喜び、恋の悩みが鮮やかに豊かに描かれています。私たちのこころのふるさとであるこの百首について、成り立ちから味わいまで田辺聖子がわかりやすく解説した楽しい入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生ごろに読んだ本で、断捨離の折に見つけて再読した。
    対話形式で分かりやすく解説してある。登場人物の台詞にやや古びた表現が散見され、共感しづらくなっているが、読みづらいというほどでもない。
    百人一首の入門書としてはとても読みやすい。
    一気に何十ページも読むより、毎日少しずつ読んでいくのがちょうど良い本だった。

    内容においては、著者の好みによって、解説の長さや濃さにかなりのばらつきがある。また、解説の長い句でもその句自体の説明でなく作者の経歴や当時の政情など、背景の紹介がほとんどのこともあった。
    周辺知識がなくては読み解けない句も多いので、完全に脱線しているとは言えないが。日本史の知識が全くないところから読もうと思うと、断片的な情報から全ての背景を把握するのは困難であると感じる。
    句の説明としてはややずれているが、日本史の勉強としては足りなすぎる、という印象。

    また、著者が「この句はこういうふうな感じがしますね」などと感想を添えることがあるが、ピンと来ないことが多かった。ここは自分の知識不足、教養不足によるものと感じた。
    著者の言葉で言うと「心の中の『本』のページを厚くする」ということが、短歌を深く味わうために必要だと感じさせられた。

  • エッセイが物足りない歌もあり、もう少し踏み込んだ解説があっても良かったかも。

  • 子どもの目線で百人一首を解説しているので、小学生や中学生が歌を覚えるのに最適です。

  • 百人一首、全ての歌についての大意と、解説。
    ポプラ文庫から出たものの再版のようだ。
    それで、小学生も読めそうな表現と分量になっているのか。

    やはり詳細が不明な歌人や、あまりエピソードもない歌もあって、章によりけりというところはある。
    系図はやはり図として出して欲しいなあ、とも思うけれど・・・
    田辺聖子の、手錬れの語り、やわらかな表現によって、心地よく読める。

  • ちはやふる の影響で読んでみた。
    面白かった。

    百人一首の中の一首一首は、景色がきれい、とか、嫌な奴にうまいこと言い返してやった!とか
    ちょっとした内容だってことがわかった。

    高貴な方々が集まって、恋愛シミュレーションをしつつ歌を詠み合うとか、
    どんだけ雅やかでのんびりしてんだよ!と思った。

  •  お聖さんのお蔭でまんまと業平にときめいてしまった…。引用は古今集の歌だけど、こんなん詠まれたらイチコロよ。もてるはずだわこの人…。

  • お婆ちゃんが小さい子2人に百人一首を読み伝える形式で書かれている。

    語り口調だから、読みやすい。

    よく家族で百人一首をしていた頃を思い出し、何気なく買った1冊。

  • 2008.10.5購入

    百人一首、なかなか頭に入らないので
    違う角度からというので一日に何首かずつ読んでいる。

    面白い解説もそうでないのもあるが
    それなりに面白い。

  • 「これやこの 行くも帰るも わかれては
    しるもしらぬも 逢坂の関」
    なんか好きです。賑やかそうな雰囲気が好きです。

  • 2009/7/19 チェック済み

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著者プロフィール

田辺聖子

一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。

「2020年 『大阪弁おもしろ草子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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