- 角川グループパブリッシング (2005年3月25日発売)
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感想 : 39件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041314333
作品紹介・あらすじ
生きていくために必要な二つの言葉、「ほな」と「そやね」。別れる時は「ほな」、相づちには「そやね」といえば万事うまくいくという。窮屈な現世でほどほどに楽しく幸福に暮らす方法を解き明かす生き方本。
みんなの感想まとめ
生きるための知恵や人間関係の機微を掘り下げたエッセイ集で、著者は飲み友達との会話を通じて、男女の関係や人生の不思議を軽やかに描写します。心温まる言葉やアフォリズムが随所に散りばめられ、読者は思わず考え...
感想・レビュー・書評
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わかるところもあるが、親より上の世代の作者さんは時代が違いすぎて合わない
そういう考えがあるのだなと
思うだけだった -
おせいさんの随筆を読んだのは初めてでした。ナアナアな中年、イチブン氏と理想高きOL、フィフティちゃん、おせいさん、ときどきカモカのおっちゃんを混じえて語られる「いい塩梅」の大人の随筆集。おせいさんの著作は小説もそうですが、カドがなくて心がまあるくなる感じ。合間合間に挟まれるアフォリズムが印象的でした。そっかー「可愛げのある男」に尽くしてる間にアッという間に人生は幕を下ろしてしまうから野心のある女性は気をつけないといけないのね。結婚ってなかなかふしぎなもんです。おせいさんのほかの随筆も読むつもりです。
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読売新聞の広告で「この国は、本を読まない大人が増えた。だから子供みたいな国になってしまった」という内容を語ったのは、田辺聖子である。
本書は、エッセイ仕立てだが、飲み仲間の「フィフティちゃん」と「イチブン氏」との会話を通じ、人間の生態、特に男女のあれこれを通じて、著者がアフォリズムを導き出す示唆に富んだ1冊である。
私は田辺聖子をあまり読んだことがないため感じるのかもしれないが、
とにもかくにも、難しい熟語が夥しい数登場する。
辞書を引かずにこの本を読み通せる人は、相当博識な人だと思う。
先日作詞家の松本隆が出演したテレビ番組でこんなことを言っていた。
「作詞家を志す若い人がやっておくべきことは何かありますか」
「本を読んで語彙を増やすことです」と発言。
言葉を知らないと表現などできないという。
至極当たり前のことだが、意外と見過ごされがちな事実ではないだろうか。
絵の具の種類が多いほうが、より色彩豊かな絵画を創造することができるのと同じで、ボキャブラリーが多いほうが、人生の機微に気づき豊かな表現が可能になるだろう。
細かなこぼれ話ではあるが、辞書を引く楽しみも紹介されている。
目的の言葉だけではなく、周辺の言葉の意味も知ることもできると。
言語化できることは、物事を相対化して認識できるということ。
つまり、様々なことを客観視できるということだといえる。
とかく窮屈で他人に不寛容になってしまうことも多い世の中。
大先輩の言うことにじっくりと耳を傾けながら、語彙を増やしていくと一味違う人生が待っているかもしれない。 -
感想
自分を、他人を。騙し続ける。何も持っていないと嘆く前に。自分には何もないと開き直ってみる。楽しい人生はそこから始まる。 -
年前くらいに読んだ時はよく分からなかった文章が今はすごく共感できるものに変わっていて、自分も少し成長したのかしらと思う。
あと、関西弁って読むとあったかい感じがして良い。 -
田辺聖子のエッセイ集。独特の、大阪のおばちゃんのアフォリズム、名言集である。
苦労は忘れてしまえば苦労でなくなる。
達観、というのは、心中、まあ、こんなトコやな、とつぶやくことである。
人生を楽に、楽しく生きていく知恵が詰まっている。それにしても、大阪弁とは、なんとも味わい深いものであろうか。 -
合わなかった。年代的に違いすぎるのかもしれませんね。
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エッセイの類はあまり好きではないのかもしれません。
「答えをすぐほしがり、しかも事物の即効性を求める」現代人を憂いているが、
ほんとそうだなーと反省した。
マニュアル本然り。読んでしまうが。 -
生きていくために必要な二つの言葉→「ほな」と「そやね」。別れる時はほな、相づちには、そやねといえば、万事うまくいくという。とてもうまい宣伝文句だが、おそらくもっとおもしろい内容がいっぱい詰まっていると期待して間違いないと思う。田辺聖子さんの文章。
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朝のNHK「芋たこなんきん」で、病院から1時帰宅した健次郎と秘書の純子さんの会話。
「シルクハットが似合う男になりたいって、、、。」
「紙のとは言ってません。」
ああいう大阪の大人の軽口。
しんどい時ほど相手を思いやって冗談を言ったりするのよね。
懐かしい気持ちで胸が一杯になりました。
「前から聞こうと思ってたんやけど、(そんな服どこで買うの?)」
って言い方も、よくするわー。
色んな大阪のおっちゃんやおばちゃんの顔を思い出した。
ちょっとホームシックかな、私。
大人の優しい男を演じた、國村隼(くにむら じゅん)さんは、京阪神の中年女性に「隼さま」と呼ばれているそうです。(西宮の友人談)
板尾さんが演じてた役は、藤本義一さんがモデルだったんですね。納得。
大阪弁が恋しくなって、田辺聖子さんの本を何冊か読みました。
一番笑ったのは、
「そうか、<家庭>というものは、人が、<面白疲れ>したときにいるのだ。
バクチ、漁色(ぎょしょく)、飲んだくれ、浪費、変態、ワルイことはたいてい面白いだろう。」 -
なかなかいい。ほどほどにいい 人生の指南書にしてみっか。
「多くの事を中途半端に知っているより、何も知らないほうがいい」サルトル -
サヨナラは、「ほな 」。
夫婦仲は、「そやな」。
人生うまく生きてゆくために。
おせいさんの言葉は、
軽やかだけど、ひとつひとつ 深い。
「夫婦の間では、〈われにかえる〉ということは、見合わせたほうがよい。」なるほどーー。
人生はだましだまし、流されるのも佳きものかな。 -
素晴らしいエッセイだった…と思います。。゚(゚´Д`゚)゚。 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
相も変わらず内容の方はまともに覚えていませんが…(!)。まあ、こういう年長者の繰り言といっていいのかはアレですけれども、ともかく人生訓めいた、説教臭いものではなくてより著者を身近に感じられる書、とでも言いましょうか…ともかくいつまでも心地よく読んでいられるエッセイでした!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者の小説も読んだことあるんですけれども、忘れてしまったなぁ…ま、この著書で著者自身に興味が沸いてきましたので、小説の一冊でも読んでみましょうか…と思いました。おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー -
もっと肩の力抜いて、自分らしく生きよう、と思った。だましだまし。のんびりと。
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【本の内容】
生きていくために必要な二つの言葉、ほな、とそやね。
別れる時はほな、相づちには、そやねといえば、万事うまくいくという。
本書は田辺ことばと共に楽しめる究極の人生の哲学満載である。
[ 目次 ]
究極のあわれ
金属疲労
惚れる
寝首
いい男
家庭の運営
上品・下品
憎めない男
老いぬれば
男と犬〔ほか〕
[ POP ]
「人間のトシなんて、主観的なものである」。
「老眼鏡と杖さえあれば、老いもこわくなく、わるいものではない」。
「好色な人は男も女も、人生、たのしそうに生きている」。
1928年、大阪生まれの著者のお言葉が満載のエッセイ集。
ユーモラスな語り口から、人生を楽しむ秘訣を盗みたい。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
作者のほがらかな笑い声が聞こえてきそうな、かわいらしさのあるエッセイです。
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アフォリズムって知ってるか?
辞書や文脈から判断するに、”格言”とまでは言わないけど、
”ライトな人生訓”といった意味合いらしい。
いつの時代の流行りか知らないが、正真正銘平成っ子の私は初めて聞く言葉だわ。
著者作のアフォリズムが並ぶわけだけれど、有名作家とはいえ70代のおばあちゃん。20代の私が読む内容ではない。
こういうのは人生を足掻いてからの40~50代くらい(失礼)が丁度良いんでないか。20代から”だましだまし”じゃ、しょーもないでしょう。
私が読んでいて目新しかったのは、辞書ひかなきゃ意味分かんない単語や四字熟語...現代小説じゃ出てこないからな。語彙を増やすという意味では無理なくできるかも。
そして、点在する源氏物語エピソード...恋愛小説なのは重々承知しているわけですが、古典の壁は高い高い。光源氏って奥さん何人いるわけ?わからん。
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著者プロフィール
田辺聖子の作品
