残花亭日暦 (角川文庫)

著者 :
制作 : 角川書店装丁室 都甲玲子 
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314340

感想・レビュー・書評

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  • 積読から。
    カモカのおっちゃんが亡くなるまでの日々の暮らし。
    葬送の本を読んだあとに偶然読了。

  • 田辺聖子さんの日記というので、たいへん興味深く
    読んでいったのだが、パートナーのおっちゃんの
    容体がどんどん悪くなってしまうという、読んでいて
    ツラくなる日記だった。聖子さんはおっちゃんに対して
    ずっと恋愛感情を持っていたんだなと思った。せつない。

  • メロディアスライブラリーがきっかけで。

    こういう作品が気になるって、私も実はまだまだ、夫と仲良くしたいと思っているということなのかな。
    田辺氏の言うところの「恋して愛して死んでいく」素晴らしい人生に、憧れているということなのかな。。

  • 結婚について色々いわれているけれど、このエッセイを読むと、憧れます。
    雑誌で結婚とかおひとりさま特集とかするよりも、こういった読み物を世の中に広めていけば、イイ気がする。今は、ただでさえ「絆」とか「家族」がスローガンになっているご時世ですし。
    男性、あと銀婚式を迎えるくらいの夫婦、などにも読んでほしい。

  • 小川洋子さん推薦の「読んだら結婚したくなる」エッセイ。
    これを老老介護の記録ととるか、夫婦の愛情生活の記録ととるか。きっと心に残るは、後者のほうであろうと思う。

    結婚したなら、こんな夫婦になりたい、理想家だとは言われても、結婚の理由がお二人のようなものであれば、と思った。

    「いっそ、結婚しよう。そのほうが、おしゃべりしやすい」

    ええなあ。あこがれるわ。。

  • ちょっと読んだだけで、著者の賢さが伝わってくる。
    思うこと、感じることをこんなふうに表現できたらどんなにいいだろう。
    語彙の豊かさにも驚かされる。

  • 執筆に講演に取材にと多忙な日々を送りながら、アシスタントや家政婦さん介護人の派遣をフル活用して、年老いた母親と病を負った良人とともに暮らす日々を日記として綴ったもの。近しい人を病で亡くした体験のある人は、必読です。思い出して涙が出そうになりながら、田辺さんの言葉に救われたり、こういう風に思うのは自分だけではないんだと思ったり。とてもいい本でした。

  • TVで何年一緒に暮らしていても、毎日しゃべることに尽きなかったとおっしゃっていたのを思い出した。話すために夜更かしすることもあると。江藤淳さんの「妻と私」を読んだときも思ったけれど、仲のいい夫婦というのは、笑いやささいなこと、二人だけの決まりごとや思い出を大切にするものだなあと思った。そして、作者の多忙ぶりにも驚かされた。講演に執筆、対談、お見舞いなど大忙しだ。私は作者の半分ぐらいの年齢だがとてもつとまりそうにない。やりたいことを思い切りやって、笑って、飲む。大切なものは大切にする。そういう姿勢を見習いたい。

  • 田辺さんってすごく強い女性・・・「凛」っていうのはこの方のためにあるような言葉だと思った。

  • 2008年2月17日購入。
    2009年5月6日読了。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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