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- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041314357
作品紹介・あらすじ
千年前の王朝時代。貴族文化の最盛期に登場する元祖プレイボーイ光源氏の君。様々な女たちとの恋、貴族の出世と没落、嫉妬と物の怪、無常観と死生観-。恋愛小説でも政治小説でもある「源氏物語」の全貌を人間の成長と運命の転変をキーワードにひもといていく田辺源氏。美しい四季を背景に浮きつ沈みつ流れゆく人生を"田辺ことば"でわかりやすく語り尽した絶好の源氏入門。「桐壷」から「松風」まで収録。
感想・レビュー・書評
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田辺聖子さんの文章、やっぱり柔らかくて楽しくて好きだ。
これなら、最後まで読めそう。
母が持ってた円地文子さん版とか、友達に借りた「あさきゆめみし」とか、
高校生の頃、ちらほら読んだ覚えがあるけど、源氏が須磨から戻った後の話を読んでない。なんでも、この当りで挫折してしまうことを指す「須磨がえり」という言葉があるらしい。そうか~、皆そうなのね。
本当の面白さは須磨の先を読まないと分らないものらしいので、
須磨の先を目指して、中巻・下巻を読んでみようと思う。 -
きちんと通しで読んでみたいと思いながらも漫画「あさきゆめみし」でさえ途中でとん挫。でも田辺であれば楽しく読めそうと、毎月1冊ずつ発売で待ってから3冊一息に読むかどうしようか迷いながら出るのを待とうととりあえず上巻を購入。語り口調ではなくて現代語訳と誤解して買ったのですが、楽しく読了。続きが楽しみです。
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著者プロフィール
田辺聖子の作品





