光源氏ものがたり 中 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 34
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314364

作品紹介・あらすじ

明石から都に戻った源氏は、太政大臣に昇進する。広大なお屋敷に、紫の上、花散里、明石の上、玉鬘、秋好中宮など、付き合いのある女性たちを一堂に集めて、富と権力の全盛を極める。しかし、栄華は続かず、最愛のパートナー紫の上が大病を得て、死を迎えた。最大の愛を失った源氏は、この世はまぼろし-と立ちつくす。人生の頂点から黄昏への移ろいを描き尽くす田辺源氏入門。「薄雲」から「幻」までを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 中巻を読み終わった。
    紫の上も源氏も亡くなってしまい、さびしい気分に。
    なるほど、栄華を極めた後訪れる老いや、別れ。
    盛と衰を併せて読まないと面白くないのだなぁ、と思った。
    次、下巻に入ります。

  • 上巻を読んでから少し時間が経ってしまいました。源氏が年を重ねて地位も上がり、宮中での立場などのいろいろの事情が込み合ってくるこのあたりが物語のクライマックス。紫の上に六条の御息所の物の怪が憑いて源氏と言葉を交わすくだりは、おそろりいやら物悲しいやら。我を失くすほどの情熱は、それほどの情熱に出会うことなどあまり無いとはいえ、やはり身を滅ぼすものか、と、『トワイライト』でもエドワードよりジェイコブの方に惹かれる私は思いました。

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著者プロフィール

田辺聖子

一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。

「2020年 『大阪弁おもしろ草子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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