家出のすすめ (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1972年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784041315026

みんなの感想まとめ

精神的な自立を促すメッセージが込められた本作では、家を出ることが自由への一歩であると語られています。著者の寺山修司は、母への思いを断ち切るための奮励として「家出」をテーマに据え、独自の視点から世俗のし...

感想・レビュー・書評

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  • 「『捨児』になったのだと気づいたときには、母はもう炭鉱町で酌婦をしていた」と語る寺山修司。精神的乳離れのできない若者へ「家を出よ」と励ましている言葉は、母への慕情を断ち切るための自らへの奮励でもあったのだろう。一日一回は怒れといったり、悪口をいうのが好きだといったり、耳目を集めるどぎついことを撃ち放ち、その後で経験と熟考と鋭利なセンスで論を繰り広げていく。これを27歳で書いたことに驚く。そして「桎梏」という語の多さよ!「家出」に反語はないと述べていたが、「桎梏」こそが反語ではないかと思った。そして「家出」の同義語は「自由」であると「涙ぐむジル」以降を読んでいて思った。このあたりは哲学的でもあり(観念的難解さをもつ部分が全般的にわりとある)またじっくり再読してみたい。

  • 寺山修司の27歳時の作品・・とは信じられないほどの深い含蓄とスマートなユーモアに溢れる.

  • よかったです

  • 高校生か、大学生の頃に購入。
    親から自立するのが大人になる第一歩と考えていたんだな。ただ、家出まではどうか?と思っていたような気がする。

  • 【229】

  • 万年反抗期のような寺山修司さんが、だいすきです♡

  • 自由への渇望

  • 心の姥山をつくる

  • (1994.08.21読了)(1983.07.03購入)
    現代青春論
    内容紹介 amazon
    書を捨て、街に出よう--若者の未来の自由は、親を切り捨て、古い家族関係を崩すことから始まる。「家出のすすめ」「悪徳のすすめ」「反俗のすすめ」「自立のすすめ」と、現代の矛盾を鋭く告発!(竹内 健)

    ☆寺山修司の本(既読)
    「人生なればこそ」寺山修司著、大和書房、1967.10.01
    「幸福論」寺山修司著、角川文庫、1973.01.30
    「書を捨てよ、町へ出よう」寺山修司著、角川文庫、1975.03.10
    「誰か故郷を想はざる」寺山修司著、三笠書房、1984.03.15
    「さらば箱船」寺山修司著、新書館、1984.08.25
    「母の蛍」寺山はつ著、新書館、1985.02.15

  •  中二病すぎる。

  • 土の匂いのする文章・・・というと妙かもしれませんが、少し不器用な感じ、けれどその語彙の面白さ、パワーにぐいぐい惹きつけられます。とくに竹本良次の薄暗さに(笑)。本当にどこにいらっしゃるのですか。

  • なんとなく世の中がつまらない、しかし、どうつまらないのかがいまいち良く分からない。そんな時は、寺山修司を読みましょう。探している答えがここにはきっとあります。というか僕にはありました。

  • 日本人に不足している部分の集大成。

  • 最高。寺山修司最高。<Br><Br>なるほど大人の反抗期。というか、なるほど大人の軽い社会への反逆。<Br>軽いというのがポイント。<Br><Br>その軽さが、かっこいい。

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著者プロフィール

寺山 修司(てらやま・しゅうじ):1935-83年、青森県弘前市生まれ。早稲田大教育学部に入学(後に中退)。歌人・劇作家、評論家など多岐のおよび活動。劇団「天井桟敷」を主宰。著書に『家出のすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』など。

「2025年 『街に戦場あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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