誰か故郷を想はざる 自叙伝らしくなく (角川文庫 緑 315-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 77
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315040

感想・レビュー・書評

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  • 自伝的エッセイ集。東京時代より、少年期、青年期の青森時代のエッセイの方が個人的には興味深かった。また、血は立ったまま眠っている、や、母親が産み捨てられ、産みの父に返され、そこからまた別のところへ引き取られたエピソード、部屋代を天国に送れればいいのに、などなど、他の作品でも繰り返されるモチーフは、ここから派生したのかな、と思った。「生が終わって死が始まるのではない。生が終われば死もまた終わってしまうのである。」「賭けない男たちとは魅力のない男たち」などの断章。賭博とは、自分の生とか死をどれだけ客観視できるか、という試練でもある、という警句、片手にヴァイオリン、片手にボクシンググローブを抱えて80歳で死んだ老ボクサーも印象に残るシーン。

  • 悲しすぎず、美しすぎず、詩的で私的でない。みたいな。かなり品を欠いた表現もあるし。それが面白いんだけど。

    触ってみるまでわからないものですね。
    僕が寺山修二を読むときは、「無頼漢」な気分になりたいときです。

  • 再読。時どき寺山修司を読みたくなる。「書を捨てよ、〜」も読もうかな。

  • 県民としてものすごいシンパシーを感じたのだ!

  • 寺山作品は、コレしか読んでない。コレ以降読んでみたいと思わなかったのかも。

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著者プロフィール

1936年青森県生まれ。83年、敗血症により逝去。早稲田大学中退後、歌人、詩人、小説家、劇作家、劇団「天井桟敷」主宰者など、独創的な発想でマルチな才能を発揮。「書を捨てよ、町へ出よう」など著書多数。

「2021年 『花嫁化鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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