書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

著者 : 寺山修司
  • 角川書店 (1975年3月発売)
3.18
  • (19)
  • (22)
  • (120)
  • (14)
  • (7)
  • 483人登録
  • 48レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315071

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2017/11/27-12/05

  • 【228】

  • 一点豪華主義を実践したい(かと言って馬券を買う気にはなれないけれど・・)家出入門とハイティーン詩集は興味深かった 世代だし

  • 物事に対する見方が独特。文章も読みやすく,奥が深い。

  • アングラで中二病。嫌いじゃない。

  • 40年ほど前に書かれたとは思えない、人間・日本社会に対しての考察。
    いつの世も人間の考えてることって変わらないんだなぁ、と思いました。

    タバコとお酒とギャンブルの匂いがする世界観はとても好きです。
    頽廃的なものに憧れる人はぜひ読んでみてほしい本。


    地理からの逃避は何を生み出してくれるんでしょうか?

  • 寺山修司のおっつぁんは確かに博識でアウトロウだけどユーモラスに過ぎるところがあって、そのエッセーも人民に寄り添うと再三書かれて(戦中世代はやたら寄り添うな!)いるが、彼は根本的に孤独な人間で、己の孤独を振り返るーー回顧する時のみ高次元から降りて来て、本当の意味で寄り添ってくれる。
    例えば「片目のジャック」。これには胸打たれた。卓抜したエッセー(随筆的だが)に思える。

  • 自殺学入門とギャンブル

  • ワシは自分が自殺などしないことを知っていますし、自殺を美化することも好みませんが、それでも寺山修司の提示する「自殺の美学」には感銘を受けてしまいました。

    と、数日前に彼の詩作を読んで「そういやワシ、詩が分からない人間だった……」と無念がっていたのもどこ吹く風、寺山修司の書く随筆で描かれる人間や社会は、とてもすとんと腑に落ちて、読み切ることができました。

    ですがワシにとって、何が面白かったか、という問いに答えることは困難です。別に、共感するところばかりでもない、書かれているのは一般的に言えばどうしようも生き様。でも、例えば一人旅のくだりだったり、羨ましいところは幾つか、幾つもあって、その細かい言葉の一つ一つが、痛くも心地よい、鍼治療のように染み渡ってきます。(鍼やったことないけど。笑)

    そう、あえていうなら、内容そのもの以上に、破天荒な言葉回し、その美学に酔いしれる感じでしょうか。彼の紡ぐ荒々しい文章に襲われるのが、楽しい。そんな、なんとも愉快な読書でした。

    おまけに。レビューではないですが、特に心に残った言葉を、二編。
    P33『私たちは「正義」が政治用語であると知るまで、長い時間と大きな犠牲を払わねばならなかった。』
    P296『自殺の楽しみの半分は「遺書を書くたのしみ」なのだから、それを他人に譲ることは損である。』

  • 『正義のために働こうとするものは自らの正義をつくり出さなければならない。』
    でも社会は多数決なんだよ。というのが今の社会かなあ、と思った。

全48件中 1 - 10件を表示

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)のその他の作品

続 書を捨てよ町へ出よう 単行本(ソフトカバー) 続 書を捨てよ町へ出よう 寺山修司

寺山修司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
安部 公房
ヘルマン ヘッセ
ヘミングウェイ
安部 公房
有効な右矢印 無効な右矢印

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)に関連する談話室の質問

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)はこんな本です

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする