寺山修司少女詩集 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.77
  • (37)
  • (19)
  • (61)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 242
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315170

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 言葉の宝石だ

  • この本を楽しめるレベルにまだ自分は達していない。

  • 『階段』が好き。十三階段という所がなんとなくツボ。

  • すごく気に入った。同じフレーズがよく出てくるが、なんだかさみしい気持ちになる。

  • この本をはじめてよんだのは、小学校5年生だったと思います。
    小説をよむきっかけになった本です。あれから、もうすぐ2年?くらいが経つけれど、今でももちろんだいすきな本です(((o(*゚▽゚*)o)))
    あのときよんでいたのが、ライトノベルや携帯小説じゃなくて、この本でよかった!と思います。

  • 13.4.7購入 ブックオフ

  • 以下引用。

    「階段」
    一段目に夏
    二段目にぼく
    三段目にみずえ
    四段目に腰かけて
    五段目で初恋だった
    六段目で何をしたのか
    七段目で神さまが見てた
    八段目でみずえが立上ると
    九段目でぼくは淋しくなった
    十段目で哲学し自省し感傷して
    十一段目で訪れる秋をむかえよう
    十二段目で翼のように両手ひろげて
    十三段目さま人生さまみんなさよなら(p.146~147)

    「サ行二段活用恋愛形」
    詩ト詩ト詩ト………屋根裏に雨が
    オ詩エテ?…………とみずえが言った
    詩ラナイヨ…………とぼくが言った
    詩月一日……………エイプリルフール

    ウ詩詩詩……………怪奇マンガかな?
    詩ーツ………………月夜のひそひそ話
    カナ詩イトキ………笑おうよ
    詩……………………死

    詩ヌマデ
    アイ詩テ(p.156~157)

    「あなたに」
    書物のなかに海がある
    心はいつも航海をゆるされる

    書物のなかに草原がある
    心はいつも旅情をたしかめる

    書物のなかに町がある
    心はいつも出会いを待っている

    人生はしばしば
    書物の外ですばらしいひびきを
    たてて
    くずれるだろう

    だがもう一度
    やり直すために
    書物のなかの家路を帰る

    書物は
    家なき子の家(p.267~268)

    「あなたへの手紙」
    あて名のないてがみを書いたことがあります
    それを郵便ポストに入れずに
    楡の木の穴にいれたことがあります
    まだ逢ったこともない女の子へのてがみでした
    愛のてがみでした
    ところが そのてがみに返事がきたのです
    おてがみありがとう
    愛のてがみに 愛のてがみで
    お返事ができるのがとてもしあわせです
    この返事も
    ほんとはぼくがじぶんで書いたものです
    ぼくが今より若く まだ人生の苦渋を知らなかった頃
    空はいつも真青だった(p.350~351)

    「みじかい恋の長い唄」
    この世で一番みじかい愛の詩は

      愛

    と一字書くだけです
    この世で一番ながい愛の詩は
    同じ字を百万回書くことです
    書き終わらないうちに年老いてしまったとしても
    それは詩のせいじゃありません

    人生はいつでも
    詩より少しみじかい
    のですから(p.372~373)

  • さびしさでいっぱい

  • 寺山修司の作品は書を捨てよ、町へでようのみ既読であった。
    何故こんなに人気が有るのか不可解だったが、彼の詩集はとても素敵だった。
    度を越したロマンチックだ。
    基本愛と恋の話しかしてない。
    特にこの作品には海に関する詩、童謡やマザーグースに関する詩、猫に関する詩、
    花に関する詩が大量に収められている。
    いずれも少女的であり、私の好きなモチーフである。
    長野まゆみを思い出したが彼女のより好きだ。
    また、エンデのエンデのメモ箱にも似ている。
    たいへん良い本とであった。
    かもめ!

  • 常に、なにも分からなくなったら読んでる。

全35件中 1 - 10件を表示

プロフィール

作詩:歌人・詩人。

寺山修司の作品

寺山修司少女詩集 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする