ポケットに名言を (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 3839
感想 : 315
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315248

作品紹介・あらすじ

世に名言、格言集の類は数多いけれど、本書ほど型破りな名言集は珍しいのではないか。歌謡曲あり、懐かしい映画のセリフあり、かと思うと、サルトル、サン=テグジュペリ、マルクス…。しかつめらしく覚えたり、読むのではなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう!思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の重さと釣り合うことがあるのだから。異彩を放つ、真にユニークな書。

感想・レビュー・書評

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  • どこへ行くにもポケットに名言を
    言葉を友人に

    変質する時代と言葉の価値の中にも、きっと不変の力があるね

  • 何時ぞやのアメトーークの読書芸人で紹介されてて、読んでみました。
    一度全部読んで、後はその日の気分で自分に合ったページを読み返すと深まるし、ぐっと来ます。素敵な1冊に出会えました。

  • 一言でいえば「名言集」だが、なるほど、確かに「異彩を放つ、真にユニークな書」だと思う。

    様々なジャンルから引用される「名言」を読んで、
    正直前後の文脈があってこその「名言」になるんじゃないかなぁと思った。
    しかし、引用したあとがきを読んで、こんな軽いノリでいいのか、と考え直した。
    年をとれば「良い言葉だな」と思う基準も変わるし、
    時代変われば言葉も変わるし、
    あんまり堅苦しく考えなくてもいいのかも。
    受け取る側が、「名言だな」と思うならどんな言葉も「名言」になるし。

    紹介されてる「名言」自体は、わかるのもあればわからないのもあるが、
    (名言というには長すぎる引用もあるし)
    自分にとっての名言が100も200もあっては大変なので、
    さくっと「こんな言葉があるんだ」くらいの気持ちで読むのがいいと思う。
    自分の心に響く「名言」があればめっけもん。

  • 「書を捨てて街に出よう」
    といった人が、
    「ポケットに名言を」
    ときたので、これは読まずにはいられない。

    たしかに、感銘を受けた名言がいくつか載っている。

    自分で、自分の気に入った名言集を作って、
    ポケットにいれておきたいと思った。

    今日から、ひとつづつあつめて、3年後に、1000名言があつまったら、
    自分の集めた名言集を出版しよう。

    「ポケットに名言をII」

  • 高校の時初めて読み感銘を受け、その後も何度か拾い読みを続けてきた本。
    「アメトーーク/読書芸人」でスピードワゴン小沢さんが、この『ポケットに名言を』を人にあげたくなる本とお話しされ、一緒に見ていた娘が興味を示したので、本棚から引っ張り出しました。
    今は、娘が酸化してまっ茶色の本を読んでいます。

  • 小説や映画、詩、歌詞など分野を問わず、自分の心に響いた言葉が名言であり、時に処方箋にもなる。言葉のもつ力や可能性を改めて感じた。自分なりの名言を集めていくのも面白そう。

  • ボクサーになりたいと思っていたが、詩人になった。そして、言葉で人を殴り倒すことを考えるべきだと思った。この本にある最初のこの言葉に、何よりもパワーを感じる。印象的な言葉はいくつかあるが、名言として切り取って紹介するのではなく、文脈に知った上で名言を知れば、感じ方はまた違うのかもしれない。気になった名言をひとつ、「退屈-この怪物を押し潰す、ただそれだけのために、人はピストルを己の脳漿にぶちこむことすらある。」(原口統三「二十歳のエチュード」)

  • 寺山修司選の名言集。わたしも心のポケットに名言を入れて持ち歩きたいなあと思った。寺山修司にとっての名言はわたしには少し難しくて、名言だと思えないものも多かった。でもそれこそが、ことばとしての面白さなんだと思う。ことばは手段であって、それ自体に意味はないんだよね。同じ「愛してる」でも、使われる状況や背
    景によって、不治の病をなおす薬にも鋭いナイフにもなり得るから。
    ことばは受け取り方次第だし、昔好きだったことばでも自分の取り巻く環境が変われば受け入れられなくなったりもする。それでいいし、それくらいでいいんだと思う。むしろ自分が昔と比べて変化していることに喜んだほうがいい。「現状維持は衰退」と言うし。でもわたしは「現状維持だって才能、すばらしい」といつも思ってる。この世のすべては何だっていい。これは諦めじゃなくて受容、愛です。

  • 寺山さんの好きな名言集。
    掻い摘んでいる感はあるものの名言は名言。
    いいよね、と思う。

  • #名言を必要とする今日もさよならだけが人生だろう

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著者プロフィール

1936年青森県生まれ。83年、敗血症により逝去。早稲田大学中退後、歌人、詩人、小説家、劇作家、劇団「天井桟敷」主宰者など、独創的な発想でマルチな才能を発揮。「書を捨てよ、町へ出よう」など著書多数。

「2021年 『花嫁化鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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