ポケットに名言を (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 3094
レビュー : 291
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315248

作品紹介・あらすじ

世に名言、格言集の類は数多いけれど、本書ほど型破りな名言集は珍しいのではないか。歌謡曲あり、懐かしい映画のセリフあり、かと思うと、サルトル、サン=テグジュペリ、マルクス…。しかつめらしく覚えたり、読むのではなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう!思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の重さと釣り合うことがあるのだから。異彩を放つ、真にユニークな書。

感想・レビュー・書評

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  • 何時ぞやのアメトーークの読書芸人で紹介されてて、読んでみました。
    一度全部読んで、後はその日の気分で自分に合ったページを読み返すと深まるし、ぐっと来ます。素敵な1冊に出会えました。

  • 「書を捨てて街に出よう」
    といった人が、
    「ポケットに名言を」
    ときたので、これは読まずにはいられない。

    たしかに、感銘を受けた名言がいくつか載っている。

    自分で、自分の気に入った名言集を作って、
    ポケットにいれておきたいと思った。

    今日から、ひとつづつあつめて、3年後に、1000名言があつまったら、
    自分の集めた名言集を出版しよう。

    「ポケットに名言をII」

  • 高校の時初めて読み感銘を受け、その後も何度か拾い読みを続けてきた本。
    「アメトーーク/読書芸人」でスピードワゴン小沢さんが、この『ポケットに名言を』を人にあげたくなる本とお話しされ、一緒に見ていた娘が興味を示したので、本棚から引っ張り出しました。
    今は、娘が酸化してまっ茶色の本を読んでいます。

  • #名言を必要とする今日もさよならだけが人生だろう

  • さまざまな作者から生まれた名言を一節として、テーマ別に作者が選別して載せている。寺山修司の人柄なのか、選んだ名言のほとんどがどこか皮肉ったような言葉と感じられるのが興味深い。この中でドストエフスキーの言葉はインパクトがある。全体で特に気に入ったのはジョンブレインの年上の女から引用した「あなた、私を好き?好きだとも!どのくらい好き?お金にして10万ポンドくらい。そう。10万ポンドくらいだよ!」

  • 2019/08/07

  • 状況とか前後の文脈がわからないとなんとも言えない部分もあるけど、語感がかっこいいものは印象に残る

  • 20190131読了。
    人生初、寺山修司の本を読みました。
    名言集だけど、本人が書いた本からの引用もあったりでちょっと異色な感じ。取り上げられている名言の原典は殆ど分からなかったけど、太宰治・三島由紀夫が度々出てくるのは、よっぽど寺山さんの印象に残ってたのかなと思いました。谷川俊太郎さんの詩片が載っていたことに吃驚しました。同年代とか谷川さんの方がちょい上かとかだったのかなぁ。

  • 2018年、23冊目は、主に隙間読書用にしていた、寺山修司。

    20年以上前に出会っていてもおかしくなかった一冊。まさか、寺山がその生涯を終えた年齢を越えてから読むことになろうとは……。

    寺山が、その審美眼で集めた、古今東西の名言集。ドストエフスキーとブルース・リーの台詞が、西田佐和子の歌と太宰治が並んでる名言集なんてそうそうあるもんじゃない。

    寺山のセンスを裏打ちするのは、広げられたアンテナと、そこにかかったモノを書き留めておくという一手間。

    平成という時代が終わろうとしている、現在。昭和はどんどん遠ざかっていく。それでも、1970年代に編まれた名言集は、未だに機能している。

    もちろん、人により、受け取り方も様々。全弾命中というわけにはいかない。しかし、時に切り裂き、突き刺し、エグる。そんな言葉達も用意されている。

    肩肘張らず、カジュアルに持ち歩く。隙間読書用にも、ジャストな一冊。

  • 名言ものが好きで久しぶりに読んでみた1冊。寺山修司さんの名前はよく知っていたものの、文章に触れたのは初めてかも。演劇からも多くの名言がピックアップされていて、かつての偉人の言葉だけでなくそういう分野にも受ける刺激はあるよなぁと改めて。演劇の名言(名台詞?)については、前後の文脈も含め生で聞いた方がより心に残るんだろう。ひとつ印象に残ったものをあげるなら、「喧嘩の良いところは仲直りができること」という言葉。子どもの頃にこういう言葉を教えてもらっていたとしたら、もっと仲直りはスムーズだったかもしれないな、とか。

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著者プロフィール

1936年青森生まれ。早稲田大学教育学部中退。歌人、詩人、小説家、劇作家、劇団「天井桟敷」主宰など、マルチな才能を発揮し、60年代のオピニオンリーダーとして活躍。83年没。

「2018年 『栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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