不思議図書館 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041315309

感想・レビュー・書評

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  • いつぶり?ン十年ぶり?の寺山修司。
    学生のころにペラリと読んであまりの毒にそれっきりになった。
    あれは何の本だったのかもよく覚えていないけれど。
    ブックガイドということでチャレンジ。
    紹介している本にはものすごーく偏りがあるけれど、こちらの脳内図書を刺激しまくる本にニヤニヤしたり、ドキドキしたり。

    「ヨーロッパへ旅行するたびに探し回った迷路に関する文献も、かれこれ棚一段分位になった。」
    「十年がかりで集めた吸血鬼に関する書物の中から、一冊だけ選ぶとなると・・」
    そんな書棚を見てみたくて仕方がない。目にしたら十数分はボサーっと眺めてしまうな。きっと。

     それぞれのテーマを深く掘り下げているので、読んだことや関心のあることがらについては、強烈に面白い。
    でもそうでないとサッパリわからないということになる。

    マープルのそっくりさんコンテスト!写真ありなのがうれしい。
    ディック・フランシスのアンソロジー読みたい!
    「少年時代に、私は"自殺機械"の製作に興味を持っていた。」
    じぇじぇじぇ!!
    「作者のサディスチックな鞭は、サドの"ジェスチーヌ"やレアージュの"O嬢の物語"のように、ヒロインをはだかにし、純化し、そして不幸によって、美しく磨き上げてみせてくれる」
    堀ちえみや伊藤まいこも?
    シャムといえばエラリーかなとか、髭女ってCSIでみたかなとか、エリザベートは島田荘司で読んだよねとか、ポオのジョン・A・B・C・スミスってABCの彼はそんな名前じゃなかったっけ?とか切り裂きジャックが皇室絡みって何の本でみたんだっけとかアラビアンナイトは青い鳥文庫で読んだから一度読んでみたかったけど、史上屈指の好色文学~!?とか。
    「一冊の書物が一つの世界と同じくらいに難解だと思っている学識諸氏を尻目に、ふらりふらりと気ままに漫遊することの愉しさ位は、読者とわかちあいたいものだ。」
    この言葉がジーンとくるくらい楽しかった。

    • だいさん
      表紙の写真がずいぶんキレイですね。
      本の内容とのギャップがあるのではないですか?
      2013/06/11
    • shuwachoさん
      とてもたくさんのお花をありがとうございます。
      そしてフォローまで!
      この本は確かに表紙と内容がぜんぜん違いますね。
      でも最近の角川文庫ってたいがいそうだし・・と思っていました。(^^)
      だいさんの本棚を拝見しました。
      銭湯と読書についての本が充実していて、新たな世界を垣間見た気持ちです。
      これからもどうぞよろしくお願いします!
      2013/06/12
    • だいさん
      shuwachoさん こんにちは
      こちらこそよろしくお願いいたします。
      東京では、日々、銭湯がなくなっているのです(廃業しているということ)。月1件くらい(都内では900件くらいかな?)

      表紙は時代と共に変わるのでしょね。
      エログロ?なキーワードから美しい作品を作る寺山修司の感覚はすごいですよね!
      2013/06/13
  • 読書好きのための本。世界には変な本がたくさんあるんですね。もっと本が読みたい!と思わせてくれます。

  • まさに知的好奇心のかたまり。
    面白かったです。「幻想図書館」も読んでみたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「まさに知的好奇心のかたまり」
      眩暈がします!
      アウトプットする人は、相当量のインプットが必要なんでしょうね。。。
      2012/11/07
  • 新書文庫

  • ゆっくりゆっくり読み終わりました(途中何冊か併読してたので)。
    寝る前に適当な一章を開いて読むのがお勧め。
    一気読みはもったいないです。

  • 2016 1.19 星野リゾート青森屋ライブラリースペースにて

  • タイトルにひかれて。

    著者が見つけた不思議な本についてのお話。
    海外の本がメインだけど、挿絵とかだけでもいいから読んでみたいなー。

  • 再読。

    ★4と★3で迷う。
    昔若いころ読んだ時であれば間違いなく★4だったんだけど、歳を経た今、微妙なところもあり。
    でも自意識と美意識は創造する人たちにとってはきっと不可分なものなんだろう…、という理解と、
    面白いは面白いので、まあ★4で。
    3.5が可能なら3.5かな。

    取り上げられている本には悪趣味なものもあり、それが時代を感じる。
    今はいろいろと難しいだろうなー…と。
    そんなノスタルジーを感じさせる一冊。
    寺山修司の社会・時代への姿勢も伺わせる。
    この時代はもっと自由だったに違いない。

  • 著者が古本屋や古本市で出会った不思議な本を紹介して行く雑学本(?)。頁をめくるたびドキドキさせられる。サディズム画集は薄目で見ちゃいました

  • 寺山修司が紹介する世界の奇書・珍書の数々。これだけのものを見つけてくる好奇心といったら素晴らしいのか・・・?「だまし絵の美術史」「古雑誌の中の怪物たち」「賭博に関するおかしな本」「食べ方を読む書物」については、興味がわいて原書を読みたいと自分にも好奇心が湧いてくるが、「変った殺人のための大全科」「吸血鬼に関する文献資料」、まあこの本の項目の過半数については、あまりにカルトでついていくのがやっと。自分の余計な知識の蓄積には多少なったか?

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