どんべえ物語: ヒグマと二人のイノシシ (角川文庫 緑 319-4)
- KADOKAWA (1976年4月1日発売)
本棚登録 : 39人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041319048
感想・レビュー・書評
-
同時に文春文庫『ムツゴロウの無人島記』を読み進めたが、本書を読むと生活の大半がヒグマのどんべえとだけのように思えてしまう。出版社が違うための「棲み分け」か? ヒグマを保護し繁殖に成功したアイヌの子孫からどんべえをもらい受け、強烈な野生に体当たりでの共同生活だからこそ、本書ではどんべえとの激闘の描写に焦点を当て、それが奏功しているのかも知れない。奥付は昭和51年初版だが、親本は昭和47年に刊行されている。どんべえが不慮の事故で死んでしまった後の文庫化。著者の悲痛があとがきからひしひしと伝わってくる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生以来の再読。
当時分からなかったよさ、著者のすばらしさをたくさん感じた。 -
くまとひとの
ものがたり。
全3件中 1 - 3件を表示