卜伝最後の旅 (角川文庫 い 8-16)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 68
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041323168

作品紹介・あらすじ

諸国の剣客との数々の真剣試合に勝利をおさめた剣豪塚原卜伝。武田信玄の招きを受けて甲斐の国を訪れたのは七十一歳の老境に達した春だった。多種多彩な人間を取りあげた時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 剣豪塚原卜伝を描いた表題作、シーボルト事件に絡んで密告者となった探検家の間宮林蔵、幕末彰義隊の隊士でありながら西郷隆盛、桐野利秋に惹かれ数奇な運命をたどった山田又蔵などを描いた他に3編の短編。私個人的には最後に登場する「剣客山田又蔵従軍」が興味深い。しかし、池波正太郎作品は軽妙洒脱で濃い内容に驚く。

  • 短編集。悪い事無いけど全体的に退屈。ラストに至るまでが退屈なんが多い気がする。多分、自分が塚原卜伝と左卜全の違いも分からんぐらい歴史に無知やからと思う。 武蔵が後ろから襲ってきて、卜伝が鍋の蓋で受け止めて「未熟者め!」ってのを期待したが信玄とか足利義輝との話やった。気になったので調べてみたら「鍋の蓋」の件は史実でないらしい・・・。あぁ、ドリフのコントは嘘やったんか・・・。 『南部鬼屋敷』が1番好きかな。 『北海の男』で間宮林蔵が持ってる武器欲しいなぁ。

  • 角川らしい『面白ければどうでもいいでしょ』という感じのテーマも特に無い歴史短編集。うん、どれもこれも面白いですよ。

  • 歴史小説の大家、池波正太郎による短編集だ。表題の「卜伝最後の旅」の他、5編の短編が収録されている。戦国時代から幕末・明治初期にかけて生きた男たちの死に様を、それぞれ描いている。枯淡の境地で死を迎える者、現世への未練に憔悴する者、逆に現世に退屈しきって最後まで他人を茶化す洒落者、天下国家の未来を俯瞰して、自分の死をも客観視する者、さまざまな死に様がそれぞれに描かれている。

    http://fionfion.seesaa.net/article/159831861.html

  • 2009/05完讀

    「権臣兩千石」、「北海の男」這兩篇短篇都寫得好棒,尤其「北海の男」寫密告者間宮林蔵和追殺者的故事,是篇讓我眼睛一亮的小品!

  • 剣豪塚原卜伝の晩年の旅を描いた表題作をはじめ、全6作からなる短編集。表題作のみ戦国時代を舞台としているが、そのほかの短編も、間宮林蔵・塩川八右衛門・西郷隆盛・桐野利秋・山田又蔵などが登場。それぞれの短編が、見事なストーリー展開で描かれています。

    2007.6.29読了

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著者プロフィール

池波正太郎

大正十二年(一九二三)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和十九年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、二十一年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。二十三年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、三十五年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、五十二年に吉川英治文学賞、六十三年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(一九九〇)五月死去。

「2021年 『食卓のつぶやき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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