賊将 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041323205

作品紹介・あらすじ

もはや将軍一個の力でおさえることができないほど強大になった守護大名の力、足利義政は迫り来る戦乱の予感になんら力を発揮できず憂悶した。西郷隆盛一筋に生きた「人斬り半次郎」こと桐野利秋は、フランス香水をその身にふりかけ、突撃してくる官軍の中へ斬り込んだ。火付盗賊改の猛士・徳山五兵衛は、持て余した欲望のはけ口を夜毎描く秘画に求めた。抗しえないものと直面する武人たち、その貌が著者独自の人間解釈の妙によって浮き彫りになる。直木賞受賞直前の力作6編をおさめた珠玉短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 応仁の乱について興味を持ったので読んでみた。足利義政視点の物語。同じ時期に永井路子氏の「銀の館」も読んだ。こちらは日野富子視点。話の雰囲気としては、池波氏の「応仁の乱」の方が好きかな。

  • 6話の短編集。乃木大将の日露戦争の旅順戦をテーマにした「将軍」を読みたくて購入したものだったりします。進んで弾に当たりに行く風で周りの(主に津野田さんの)乃木大将の慕い方にホロリときます。子供を想う親の顔がチラッとのぞいたりと優しい感じです。

  • 初版本

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著者プロフィール

池波正太郎

大正十二年(一九二三)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和十九年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、二十一年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。二十三年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、三十五年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、五十二年に吉川英治文学賞、六十三年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(一九九〇)五月死去。

「2021年 『食卓のつぶやき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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