- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041323212
作品紹介・あらすじ
盗賊の小頭・弥平次は、記憶喪失の浪人・谷川弥太郎を刺客から救う。時は過ぎ、江戸で弥太郎と再会した弥平次は、彼の身を案じ、失った過去を探ろうとする。しかし、二人にはさらなる刺客の魔の手が……。
感想・レビュー・書評
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男女ともに似たような名前、似たようなヤバい仕事、
・・・なもんで人物が頭のなかで途中グチャグチャになってしまいましてな(笑)
はい、下巻が楽しみでございますよ、では、さっそく、行ってまいりましょうかね……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全2巻。
時代小説。
おお。
いい。
記憶喪失になってしまった訳あり武士と、
彼を親身になって助けるいわゆる闇社会の住人達。
記憶喪失の侍ってのも、
あったかい人情をよせるのが悪とされている人々なのも
すごく面白い設定。
またこの記憶喪失の侍がいい。
素直で、頼りなげで、読んでるこっちも
思わずああってなる。
クライマックスはこっちに来たかって感じ。
グアッとしてチャンバラな盛り上がりではないけど、
これはこれでいい。
エピローグもぐっとくる。
ちょっといい映画を見た気分になった。 -
人の縁と矛盾の面白さを鋭く描いた作品。
悪人が善人となり、他人のために働いていく。 -
弥平次さんの(名づけ)親心っぷりと
弥太郎さんの信頼っぷりが
いいなァと思う。
うまく皆で暮らせたらいいのになァ。
どうなるのかしら。
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記憶を失った主人公と、それを取り巻く盗賊の頭と仕掛けの元締め。3人の其々の社会が絡み合いながら話が展開。
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初めから、良い!!冒頭からすぐに引き込まれます。けっきょくはおせっかいな主人公の怪盗が巻き込まれたお家騒動にまではってする陰謀を暴く…のかな??と思ったけど、最後は皆幸せで、和やかな気持ちにさせてくれます。
著者プロフィール
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