夜の戦士 (下) 風雲の巻 (角川文庫)

著者 :
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041323267

作品紹介・あらすじ

信玄暗殺に失敗した丸子笹之助は、忍者の掟に背き、信玄のために命をかけて働くことになったが・・。名将信玄の悲運と、笹之助の運命の絆を描いて感動を呼ぶ長編。

感想・レビュー・書評

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  • 忍者モノですね
    上下巻でだいぶ前に読んだのだけど
    また読み直そうと思う

  • 主人公が仕える信玄の病状が進むにつれ、
    話も少しずつ悲惨な方向に行くのは否めないか?

    忍びが家庭を持ち、妻をめとって子をもうける。
    それが彼らにとっては時に、足かせにもなる。

    人間として、男として、夫として、信玄の足下として。
    成長し、また苦労する笹之助。
    甲賀忍者のやりとりや塚原卜伝との交流など、
    本当にきめ細かに描かれる相関図が物語にさらなる深みを与える。

    ちなみに私が池波作品を好きなのは、
    地の文章に常に、情景が浮かぶ要素が盛り込まれているから。
    それが忍者モノだと特に、際立った映像感が伝わってくる。

    最初の数ページ、最後の数ページは特に、
    読みながらまるで映画を見ているかのようだった。

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著者プロフィール

池波正太郎

大正十二年(一九二三)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和十九年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、二十一年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。二十三年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、三十五年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、五十二年に吉川英治文学賞、六十三年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(一九九〇)五月死去。

「2021年 『食卓のつぶやき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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