- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041323298
作品紹介・あらすじ
激闘また激闘!江戸に仕官の道を求める青年中山安兵衛は、高田の馬場で果たし合いをせざるを得なくなった叔父を助け、宿敵中津川祐見をも倒して、剣名は大いに上がった。播州赤穂の浅野家家臣堀部弥兵衛に望まれて婿となるが、元禄十四年春、浅野家をみまった悲運に、安兵衛の運命はまたもや大きく変貌した-。雪の夜の吉良邸討入りをクライマックスに、安兵衛の人と剣を描いて面白さ群を抜く、時代大作完結編。
感想・レビュー・書評
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中山安兵衛から堀部安兵衛への転換と討ち入り。
泣けます。男、武士とはなんと気高い生き物なんだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻は高田の馬場での叔父の決闘の助太刀、赤穂浪士の吉良邸討ち入りと有名な出来事が書かれて最後の切腹の場面へ。
何と波乱万丈な人生だったのだろう。
父の切腹、新発田藩からの出奔、様々な人と出会い、縁を結び、三十四年の人生をしっかりと往き切った感を受けた。
個人的には鳥羽又十郎の心意気が良かった。
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著者プロフィール
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