- KADOKAWA (2007年6月23日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784041323380
作品紹介・あらすじ
姓は中村、鹿児島城下の藩士に〈唐芋〉とさげすまれる貧乏郷士の出ながら剣は示現流の名手、精気溢れる美丈夫で、性剛直。西郷隆盛に見込まれ、国事に奔走するが……。
みんなの感想まとめ
幕末の動乱を背景に、中村半次郎の波乱に満ちた人生を描いた物語は、史実を基にしながらも著者の独自の解釈で展開されます。半次郎は、貧しい郷士として生まれながらも剣の名手として名を馳せ、西郷隆盛と共に国のた...
感想・レビュー・書評
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池波正太郎著【人斬り半次郎 幕末編】読了。史実の何が正しいかわからないけど、池波正太郎の解釈は実に面白い。中村半次郎を通じて見る幕末や西郷隆盛像にはとても興味がそそられた。中村半次郎の人間的な魅力にも充分に伝わってくる。ちょっと違う幕末にふれたい人にはオススメの一冊。
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ここ最近、読んでる池波正太郎の幕末志士の一人、中村半次郎の物語。
薩摩に生まれ、西郷隆盛といっしょに動乱の時期を生きた男の半生であるが、著書名がよくない。
まるで人を殺す事が生き甲斐の剣士のような印象を受けるが、まったくそのような事はなく、明治新政府の陸軍少将にまでなった人である。
半次郎を人斬りと称するなら、新撰組の方がよっぽど人斬りでないの?
・・・・のような事が、非常によく解る本です。
たまたま昨夜、JINの放送で長州藩の武士が出てきましたが、あのドラマでは長州の人間は暗く書かれています。
最近読んだ一連の本のおかげで、それはどうしてそうなのかが解りました。
さて、この「幕末編」の後に「賊将編」が続きます。
楽しみな本はまだまだ沢山ありますね。 -
久々の歴史物。
剣は一流、美丈夫で女性にもてる、中村半次郎です。
唐芋と馬鹿にされる貧乏郷士からの成り上がりは痛快ですが持ち上げすぎの感も否めませんね。
下巻に期待です。 -
中村半次郎の華麗なる武士としての躍進
維新前の話 -
中村半次郎、のちの桐野利秋の小説です。
<幕末編>では彼が生まれてから第一次長州征伐までを収録しています。
中村は身分の格差が激しい薩摩において、「唐芋侍」とののしられながらも力強く生きていき、だんだんと取り立てられて京に上るまでになります。何とか上にのし上がるんだという純粋なエネルギーに圧倒されながら読みました。
京の尼に読み書きも教わり、中川宮の身辺警護も任され、配下を持つようになり、時勢にからむ中村。欲をかかずひたすら努力で這い上がって行く様子は、好感が持てました。
時の流れの中で、どうやって薩摩が幕府側から新政府側に変化していったのかも読み解くことができ、幕末の動乱の本流に入る次巻も楽しみです。 -
2009/07完讀
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幕末編と賊将編の二部構成。
中村半次郎、後の桐野利秋の清々しいまでの西郷隆盛に対する敬愛が文章を通して良く分かる。
彼の素晴らしく潔い生き方に引き込まれます。
著者プロフィール
池波正太郎の作品
