1939年、兵庫県神崎郡福崎町生まれ。5歳の時に父が戦病死。祖父、母、大作、妹の4人家族の家計を母がひとりで支えた。1958年福崎高校を卒業、國學院大學へ進学。短歌研究会に入会し、高校時代に始めた短歌創作に打ち込んでゆく。1960年、連作「意志表示」が「短歌研究」新人賞候補作となり学生歌人として歩み始めるが、同年12月5日、絶筆「ぼくのためのノート」を遺し自ら命を絶つ。翌年、友人たちの手により遺作集『意志表示』が刊行された。 「2020年 『「恋と革命」の死 岸上大作』 で使われていた紹介文から引用しています。」