ある永遠の序奏 青春の反逆と死 (角川文庫)

  • 角川書店 (2008年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041337028

作品紹介・あらすじ

幼い頃から学問や文学に早熟の才を示した著者が、33歳で夭折するまで、愛用のノートに残した数多くの詩と思索の結晶。人間や社会に対するシニシズムと反逆の姿勢と、その底に湛えられた純粋な魂。

感想・レビュー・書評

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  • 今日、資源ごみ回収の日だった。
    一度は、投げ入れそうになったけど、何故か捨てられず手に取った。高校時代、この本から何かを掴もうとしていた記憶が呼び覚まされたからかもしれない。
    日焼けした頁から、死を予感した青年の孤独な魂の叫びが聞こえてくる。ラグビーで大怪我をして、その後遺症に苦しんだ歩さん。
    17歳の私が引いた神経質そうな傍線に苦笑して読み進める。
    「人間が美しいのではない。幻影が美しいのだ。」
    「愛の反対は憎しみではない。無関心である。」
    「愛情の深さは、その表現によって判断することはできない。」
    数々の鋭い箴言が、17歳の自分を震わせ、奮わせたのだろう。
    でも、今の自分にも響く言葉がたくさんあった。
    「最も偉大な逆説。
    人間は、死ぬために生きている。」

  • 35年前、初版が出たときに読みました。
    30年以上、読まずにきて、再販されたのを知り、書庫の奥からひっぱりだしてみました。
    著者が遺稿を掲載しはじめた年齢の頃、自分が読んでいたときの印象と、
    今、読み直した印象が全く異なりました。

    当時は、本人の目で、現在はその父親の目で見ていることに気が付きました。

    詩が持つ力が、どれだけ伝わるかは分かりません。
    ある重みのある詩集と解説と理解しました。

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