破戒裁判 (角川文庫 緑 338-5)

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  • KADOKAWA (1974年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (318ページ) / ISBN・EAN: 9784041338056

感想・レビュー・書評

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  • この小説は、昭和36年初出、特筆すべきは何といっても日本初の試みとして、純粋な法廷推理小説であることでしょう。
    よって、全章を通して法廷が物語の舞台となっています。しかも、テーマは「破壊」ではなく「破戒」・・・。

    著者は、筆を執って書き上げるまで足かけ7年の間、素材として頭の中で発酵されていた、という。勿論、連日法廷に通い傍聴していた。

    本書て例示されている論点については、司法修習生が研修所の教官の指導の下に、議論をたたかわせるテーマの一つも含まれている。

    流石に切れ味は鋭い。弁護人・検察官による最終弁論は圧巻だった。残念ながら、本書は絶版に、古書でしか手に入りません。電子書籍ならありますけど、紙本は無いですね。

  • 気になっていた作品
    当時ものの文庫を見つけたので手に取る
    昭和52年刊 経年劣化でページは茶色く独特な古紙の匂いは嫌いではないが
    本革のブックカバーでも中和できず

    法廷ミステリの元祖らしい
    法廷記者の視点でのみ語られ、被告人はもとより事件捜査のパートも無い

    難しい用語は出てこないので、のめり込める

    40年以上昔の物語なのでこれから読む人への指標として令和5年では★ひとつ引かせてもらうが、内容は色褪せていない★5

  • 「1974年、日本にはもうこんな凄い裁判小説があったんだ!」という衝撃と感動に酔いまくり。

  • 百谷泉一郎

    高木作品の中では一番好き

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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