白魔の歌 (角川文庫 (5497))

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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041338629

感想・レビュー・書評

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  • 陰惨な連続殺人事件の中に過去の「白魔事件」や鶴巻家の因縁などを絡ませてサスペンスフルな展開を見せますが、第一の殺人が起こるまでが長いですし、元々短編だったこともあってか全体が間延びしている感もあり、バランスが悪い印象を受けました。
    また、推理部分が適当、神津恭介が別件捜査のため出番が少ないなど、推理小説の醍醐味をあまり感じられず不満が残りました。

  • 麻耶雄嵩がすばるのコラムで言及してたので。この作者の作品は初めて読んだけども、これを一発目にしたのは良くなかったのだろうか。二時間サスペンスドラマを見終えたような感じで、強烈な満足感はない。「白魔」がもっと巧妙な絡み方をしてくれれば良かったかなぁ

  • 神津恭介シリーズ

    弁護士を通じて神津を事件に引き込もうとする元警部・鶴巻俊之輔。彼の家に取材に出向いた浅岡典夫にパチンコをぶつける孫。鶴巻に送りつけられる「白魔」からの脅迫状。かつて鶴巻がとらえた聖職者の犯罪者「白魔」。刑務所で自殺したはずの「白魔」。浅岡に神津への協力依頼を頼むが・・・。別の事件で香港に旅立つ神津。殺害された鶴巻の孫・和子。精神を病んでいた和子。鶴巻に言い寄る綾子。財産の分配をめぐる動機か?更に殺害された家政婦で鶴巻の愛人の和枝。香港から帰国した神津の推理。神津の母親と鶴巻の関係。

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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