悪魔の嘲笑 (角川文庫 緑 338-64)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041338643

感想・レビュー・書評

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  • 四年前の美宝堂事件と同じ毒を使って起こる連続殺人事件。
    一人目は出版社の応接室で死去。
    中々センセーショナルな感じでお話は始まります。
    その後も起こる怒涛の殺人。
    出てくる言葉や雰囲気が今とは違う雰囲気で、この時代のミステリーを感じれる!!

  • 高木彬光の神津恭介シリーズの一作。

    トリックというトリックがあるわけではなく、とにかく「中身をくり抜いた錠剤に青酸カリを詰めたもの」で淡々と人が殺されていく。

    別に、飲む過程に目新しい物があるわけではなく、ヒロポン中毒者だから騙って飲ませるのはたやすいとかそんな感じの飲ませ方。

    並の感じで少しザンネン

  • 古き良きミステリって感じ。
    女性蔑視な発言やらで、んん?!、って思う箇所もチラホラあるけど、そういう時代だったのですね。
    捕まってた犯人の事情には感心した。

  • 神津恭介

  •  2009年4月5日初読

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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