- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041338742
作品紹介・あらすじ
あの名探偵・神津恭介がバイクにはねられ、重傷を負って入院した。だが、思いのほか回復が早い。病床を見舞ったよきパートナー松下研三は、療養中の恭介の退屈しのぎに、ひとつの提案をした。「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続き、もう一度ベッドディテクティブを試みてはどうかというのだ。日本古代史の大きな謎、神武天皇は実在したか、ヤマト朝廷の統一は何を意味しているのか…。厚いベールに閉ざされた日本の成立を推理しようというものだ。恭介の名推理は、果して歴史の闇に光を当てることが出来るだろうか!推理界の巨人が放つ本格歴史ミステリー。
感想・レビュー・書評
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神津恭介の歴史モノの3作目。これ以外は読んでないので知らん間に『成吉思汗~』から20年ぐらい経ってたみたいで恭介は六十代でした。この3作しか読んでないので大麻鎮子が事故死したと知りショックでした。そういえば『邪馬台国~』に鎮子は登場してなかったので、その頃には既に亡くなってたんでしょうかねぇ? 内容は今回も面倒臭かったですが、なるほどと感じる所が多かったです。ただ、自分には古代史の知識が無いので古い地名と伝説に添ってつけられた地名の違いが分からないので都合の良い様に誘導された気はしてます。
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参考にはなるが、面白部分とそうでない部分。興味を引かれる部分と読みにくい部分がある小説。
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神津恭介
歴史推理 -
交通事故で入院した神津恭介が推理する古代天皇の秘密。
2009年5月9日初読 -
とても興味深い。
高木氏の論理は、素直に納得してしまう。
著者プロフィール
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