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- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041338827
感想・レビュー・書評
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アナリスト墨野隴人と陽気な未亡人村田和子コンビによる探偵物は、
すでにこれが3作品目である。
それに気づいたのは読み始めてすぐだった。
どうせなら1作目から読めばよかったと思ったが、
村田和子がストーリーの語り部となり、
出だしに大方の概要を書きしるしてあったので、
すんなりと話に入ることが出来た。
もう30年前に書かれた話なので、
単語の一つ一つに懐かしい違和感を覚えるが、
村田和子の女としての可愛らしい性格を交えて、
内容の重さとは裏腹にサクサク読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夏はやっぱり怪談話!!
怪談−解明−怪談(あとがきより)の推理小説。
四谷怪談と彫り物が中心にくる。
文に少し違和感を感じていたのですが、なんと初版が29年前。
殺害方法に若干疑問を感じないでもないけど、常にうすら恐ろしい感じがついてまわる話でした。