片目の哲学 (角川文庫 緑 340-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041340011

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  • なだいなださん(医者)の日常を哲学として表現している。
    くすっと笑える。家庭内の状況や、アルコール中毒の患者や、普段の診察なども書いている。

  • 名前はどこかで知っていて。
    イソップ物語を見ているような、そんな感じ。
    あの手この手でただひとつのことばを訴えかけている。話は不真面目なのかもしれない。だが、伝えることにかけては彼はかなり真面目な人だ。
    片目をつぶって。ほんとうならば両目をつぶる所を、片目だけつぶることで、「考える」というそこへの道を教えてくれる。
    ソクラテスにも似て、流れるように紡がれる物語の海でともすれば溺れてしまいそうで、気付けばちゃっかり大事なことは少し匂わせただけで語らず。
    あまりの物語の淀みなさや職業柄、きっと誤解されることも多かったと思う。彼のことばがどこまで伝わったことか。それでも書き続けるのだから、焼きのまわった筋金入りの作家なんだと思う。こうして出会えることが有り難い。

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著者プロフィール

作詩:1929~2013。精神科医・作家・評論家。慶應大学医学部卒業後、医師として病院に勤務する傍ら、芥川賞の候補に6回上るなど旺盛な文筆活動でも知られ、著書は70冊を超えた。1969年『娘の学校』で婦人公論読者賞受賞。1975年『お医者さん』で毎日出版文化賞受賞。


「2017年 『女声合唱とピアノ五重奏のための いのりカンタービレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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