片目の哲学 (角川文庫)

  • 角川書店 (2006年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041340011

みんなの感想まとめ

日常の出来事を哲学的に描き出す作品は、ユーモアを交えながら深い思索を促します。医者である著者の日常や患者とのやり取りを通じて、家庭や社会のさまざまな側面を軽妙に表現し、思わずくすっと笑える瞬間も多くあ...

感想・レビュー・書評

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  • なだいなださん(医者)の日常を哲学として表現している。
    くすっと笑える。家庭内の状況や、アルコール中毒の患者や、普段の診察なども書いている。

  • 名前はどこかで知っていて。
    イソップ物語を見ているような、そんな感じ。
    あの手この手でただひとつのことばを訴えかけている。話は不真面目なのかもしれない。だが、伝えることにかけては彼はかなり真面目な人だ。
    片目をつぶって。ほんとうならば両目をつぶる所を、片目だけつぶることで、「考える」というそこへの道を教えてくれる。
    ソクラテスにも似て、流れるように紡がれる物語の海でともすれば溺れてしまいそうで、気付けばちゃっかり大事なことは少し匂わせただけで語らず。
    あまりの物語の淀みなさや職業柄、きっと誤解されることも多かったと思う。彼のことばがどこまで伝わったことか。それでも書き続けるのだから、焼きのまわった筋金入りの作家なんだと思う。こうして出会えることが有り難い。

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著者プロフィール

なだいなだ:1929-2013年。東京生まれ。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

「2023年 『娘の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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