日本のいちばん長い日: 運命の八月十五日 (角川文庫 緑 350-1)

制作 : 大宅 壮一 
  • KADOKAWA (1973年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (316ページ) / ISBN・EAN: 9784041350010

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

戦争の真実と人間の葛藤を描いたこの作品は、昭和の歴史における重要な出来事を通じて、当時の人々の信念や純粋さを浮き彫りにしています。特に、徹底抗戦を叫ぶ将校たちの姿勢や、彼らが抱えていた矛盾に対する理解...

感想・レビュー・書評

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  • 昭和59年4月25日、広書房にて購入。4月29日天長節に読了せる旨記録あり。徹底抗戦を叫ぶ一部将校がポツダム宣言受諾の玉音放送を阻止せんとした叛乱事件(いわゆる宮城事件)を描く。事件の中心人物は畑中健二陸軍少佐であり、彼が蹶起に反対した森赳近衛第一師団長を射殺し、同志とともに偽の師団長命令を発することで予想外の大事件に発展することになる。昭和42年に公開された岡本喜八監督の映画では、黒沢年男が極めてエキセントリックな畑中少佐を演じている。それは「一途な純真さ」とも呼べるもので、実際彼の熱弁を胡散臭く思う者もいれば、至誠を感得する者もいたのである。先日靖国神社の遊就館を訪れたところ、特別展示の中に森師団長の遺品とともに畑中少佐から森師団長への詫び状が展示されていて驚いた。「あの世でお詫び申し上げます」との言葉で締め括られており、自決直前に認めたものであろう。なお、来たる8月8には原田眞人監督によるリメイク版が公開される。松坂桃李の畑中少佐も見てみたいものだ。

  • 戦後何十年もたって生まれた、
    平和が当たり前の世の中で生きてる私含め、
    たぶん大勢の人は、
    馬鹿じゃないの?
    何でそんな冷静な判断もできないの?
    って思うんじゃないかなと思う。

    でも、当時はそれが当たり前で、
    それこそ身体を張って、命を懸けて、
    信じるもの、守るべきものに対して、
    真摯だったということがわかりすぎるほどわかってつらくなった。
    こんな人たちの歴史の上に、
    今の私ののほほんとした生活は成り立ってるんだなあ、と。

    あの戦争は、
    確かに間違っていたのかもしれないけれど、
    でも、頭ごなしに否定することはできない。

    誰しもの根底にあったのは、
    ただひたすらなまでの純粋さと愛だと、
    強く感じてしまったから。

    ☆☆☆☆ ホシ4つ

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