くの一忍法帖 (角川文庫 緑 356-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 17
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356012

感想・レビュー・書評

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  • 山風忍法帖、初体験。

    どれから読んでいいのか迷い、『エロ忍法』の誘惑に勝てずコレをチョイス。一読、おみそれしました。

    自分の中で忍法帖シリーズは『とんでも忍法の能力バトル』のイメージが先行していたのですが、じつは史実に基づいた重厚な歴史絵巻と軽妙なエンタテインメントの融合である事に驚かされました(考えてみれば『幻燈辻馬車』等の”明治もの”もそうでした)。

    荒唐無稽な物語を支えるのは、細部のリアリティ。
    豊富な知識とユーモアのセンス、それを抑制する精神と確かな筆力が無ければこんな話は書けません。

    山田風太郎、恐るべし。

  • こ、これはまさにすごい忍術があめあられ。
    もちろん現実にありえる代物ではなく
    しかもお色気満載。
    そして女性が読んでしまったら赤面してしまう
    術の数々。
    まあこうしてレビューを書いている私も女性(一応)ですが。

    秀頼の子種を絶やすために
    5人の伊賀忍者が
    子種を宿したくノ一を追うもの。
    もちろん、相手もただならぬものですぞ。
    自分を犠牲にくっついたまんまとか…
    悶死するかと思いました。
    恥かしいぞ。

    だけれども面白いんだなぁ。
    中毒性が高い作品でした。

  • 2009/12/17購入

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2018年 『忍法双頭の鷲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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