伊賀忍法帖 (角川文庫 緑 356-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 16
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356036

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと弾正の願いを受け入れるために
    使われるあるものの精製方法が
    かなり生々しいものになっています。
    その系統の表現が苦手な人にとって
    それが地獄に値するものかもしれません。

    作品としては
    その精製手段によって
    無残にも愛するものを奪われたいが忍者が
    それを行使した根来僧に復讐を果たすもの。
    7人の根来僧も強いですが
    伊賀忍者の城太郎もまたなかなか。

    最後はどこか切ないです。
    だけれどもそのほうがこの作品は
    いいのかもしれませんね。

  • 2009/12/17購入
    2010/7/1購入

  • 既読本

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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