銀河忍法帖 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 20
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356111

感想・レビュー・書評

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  • 既読本

  • 2012/9/14購入

  • まさにエログロ。でもこの世界観に慣れている人は
    ちょっと浮世離れした奇妙奇天烈な
    忍術の数々に惚れ惚れとするでしょう。

    主人公はなにやら訳ありのアウトロー。
    そしてともに行動をする女も
    なにやらいわくありげ。

    仇とするもののやることは
    とにかくグロいです。
    人によっては気分を悪くしてしまうかもしれませんね。
    何せ若さの秘訣が…

    爽快な展開なものの
    最後だけは物悲しく感じるでしょう。

  •  忍法帖シリーズはいくつも読んでいるけど、これは今までのものとはちょっと変わっていた。
     まずは「サイエンス」という新たな「忍法」が出てくること。小瓶に隠した硫酸だったり、連発式の小銃だったりする。一方忍者の方の技もわりあい地味というか現実的で、必死で訓練をした結果できました、と言うものである。他の多くの作品にあるようなミュータント的なものはほとんどない。
     こうしてサイエンス側と忍法側が出てきて、いわば知恵チームと努力チームが出てくると、この2つのサイドが団体戦で戦うのがお約束なんだけど、この作品では両者が手を結ぶ。その強力チームと戦うのが得体の知れないヒーロー、ヒロインだ。
     最後の最後までユーモアを交えた気楽な読み物かと思いながら読んで行けたんだけど、最後の方にきていきなりショックを受けてしまった。けっこう暖かい血が流れているように感じらえる登場人物が多くて、感情移入しながら読んだから、このオチはビックリだった。
     とてもおもしろかったけど、なかなか手に入らなくなって行く本なんだろうな。
    2007/1/12

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著者プロフィール

1922年、兵庫県養父市生まれ。
東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
2001年、79歳で逝去。
本年2022年で生誕100周年を迎える。



「2022年 『警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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