自来也忍法帖 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (1981年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041356234

みんなの感想まとめ

多彩なキャラクターと緊迫したストーリーが織りなす、忍者の世界が魅力的に描かれています。物語は、将軍の前での衝撃的な事件から始まり、藤堂家の後継者が直面する危機を軸に展開します。勝気な姫と、お調子者の婿...

感想・レビュー・書評

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  • 『くノ一忍法帖』に次いで読む、忍法帖シリーズ2冊目。
    これもまさかのエロ忍法とは!

    将軍お目見えの亥子餅(いのこもち)の儀。家斉(いえなり)の御前にて、父の名代で出席した伊勢三十二万石の後継者藤堂蓮之介が、突然に四つん這いになり、全身の精液を出し尽くし悶死してしまうという凄い幕開け。
    何者かの謀略により世継ぎを亡くした上、将軍の御前での大失態にお家断絶もやむなしといった窮地で、藤堂家を救う秘策は息女鞠姫に将軍家から婿をとる事。
    しかしその婿、将軍家第三十三子である徳川石五郎はとんでもないバカ殿で、いわば押し付け婿であった。

    勝ち気で凛々しい鞠姫と、命を狙われ続けてもヘラヘラと鞠姫の尻を追いかけるバカ殿石五郎がだんだん可愛く思えてくる。そして敵か味方か、神出鬼没の自来也。
    勧善懲悪、ヒーロー物の王道を行くストーリーがワクワクさせる。
    そしてラストの余韻がいい。

  • くノ一が多数登場するためエログロでくだらない忍法が頻出するが、自来也の正体で引っ張るところや、元気な姫が活躍するなどとっつきやすい作品。

  • 2026年1月14日


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著者プロフィール

山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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