叛旗兵 (角川文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 角川グループパブリッシング (1984年7月1日発売)
4.63
  • (6)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041356340

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

豪傑たちが織り成すドタバタコメディの中に、深いテーマが潜んでいます。直江の「叛」を中心に、主を裏切ることなく自らに叛く選択をした彼の姿が浮き彫りになり、他の武将たちとの対立が物語に緊張感を与えます。特...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 有名な豪傑たちが織り成すドタバタコメディ…かと思いきやラストはしんみり寂しくなります。

  • 直江はあまり出てこないけど、これは直江の「叛」の話だと思う。

    秀吉側から家康方へ走った武将達は主変えの「叛」。慶次達上杉客将や真田幸村ら大阪方は反骨の「叛」。でも、直江は主の為に自分に背いた意味での「叛」。

    直江があまり出てこなかったのは、直江の「叛」を浮き上がらせるためではなかろうか。

    慶次達は直江を骨が抜けたと罵ったけれど、直江は主に叛かない為に自分に叛くことを決断したのであって、腑抜けた訳ではないと思った。

    でも、直江の決断は慶次達には受け入れられない。

    『くのいち紅騎兵』から繋げて見てしまっていたから、両者の対立が辛かった。

  •  山田風太郎作品の中で、『ほんの少しだけ』変わった一作かと思います。

     関ヶ原の戦いより十年後。
     上杉家、直江山城守兼続の養女にもちかけられた無理難題な縁組みの話から始まる物語。
     直江四天王の『ヒョット斎』こと前田慶次郎利太、金持ちの吝嗇家というのにギャンブル狂で切支丹と矛盾だらけの岡野左内宗政、『火の車』恐妻家の車丹波、女性恐怖症の剣豪 神泉主水泰綱。
     諸有名大名はおろか宮本武蔵や佐々木小次郎まで入り乱れての大騒動。

     昔、何の気なしに読んだ後に、実は誰の何という作品かを忘れたままでした(汗)
     最近、ようやく気づいて、懐かしさに図書館で取り寄せた上、別途購入してきました(笑)

     多少ひっかかるところもあるかもしれませんが(笑)、資料にもとづいた組み合わせの妙たるや必読物と言えるでしょう!

  • 歴戦の名将たちがあられもない姿になってく様に笑いが止まらなくなること必至。そんな滑稽で痛快な展開とは裏腹にラストは寂しさを感じます。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田風太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×