秘戯書争奪 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356395

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  • 初出1968年。週刊新潮連載。展開は「くの一忍法帖」ソックリで、古代の四十八手を記載した文書という宝物争奪戦の要素が違う点か。初出時はともかく、現代ではエロとは言い難く、せいぜい「微エロ」範疇に入るくらいかな。甲賀くの一対伊賀忍者の対決はかなり荒唐無稽だが、幕府対公家の対抗関係や主人公のロミオとジュリエットの構図は王道。そして秘儀書争奪の背景につき、将軍家定の不能の隠蔽と薩摩篤姫の円滑な輿入れの必要性、阿部正弘政権は開国圧力など問題山積の中で薩摩にも朝廷にも弱みは見せられずとは、さもありなんと思わせる。
    ただ、時代小説で「女子大生のごとく真剣に問う」というくだりには苦笑してしまった。まぁ、それを含めて著者らしいと言えば著者らしいのだが…。

  • 甲賀と伊賀のエロ対決。山風節、爆発。でもちゃんと史実を下敷きにしてるんだから凄い。

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著者プロフィール

1922年、兵庫県養父市生まれ。
東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
2001年、79歳で逝去。
本年2022年で生誕100周年を迎える。



「2022年 『警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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