明治十手架 (下) (角川文庫)

  • 角川書店 (1991年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041356432

作品紹介・あらすじ

星霜移り明治16年。ガス燈けぶる銀座の片隅で絵草紙屋を営む傍ら、出獄人保護所の善行に身を投じるか弱き乙女ふたり。有象無象の荒くれ共からこの秀麗な姉妹を守るため、十字架にも見て取れる十手1本首にさげ、戦う快男児・原胤昭。だが、運命の時は来た。2度と渡るまいと心に誓った牢獄島に、胤昭が囚人として渡ることになろうとは…。鬼畜の如き極悪人が、残された姉妹を目指す。鳴呼、願わくば清きふたりに神仏の加護賜らんことを。虚実混沌、揺れ動く近代日本漿明期を舞台に展開する奇想天外の物語。日本免囚保護の父と謳われる原胤昭の生涯を綴る伝奇小説の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • とある出来事に触れた悪党たちの慟哭が心を打つ
    。改心した犯罪者たちと看守たちとの一人一殺の壮絶な戦いは忍法帖を彷彿させ、抜群の面白さ。物悲しいラストも素晴らしい。

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著者プロフィール

山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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