明治十手架〈下〉 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356432

作品紹介・あらすじ

星霜移り明治16年。ガス燈けぶる銀座の片隅で絵草紙屋を営む傍ら、出獄人保護所の善行に身を投じるか弱き乙女ふたり。有象無象の荒くれ共からこの秀麗な姉妹を守るため、十字架にも見て取れる十手1本首にさげ、戦う快男児・原胤昭。だが、運命の時は来た。2度と渡るまいと心に誓った牢獄島に、胤昭が囚人として渡ることになろうとは…。鬼畜の如き極悪人が、残された姉妹を目指す。鳴呼、願わくば清きふたりに神仏の加護賜らんことを。虚実混沌、揺れ動く近代日本漿明期を舞台に展開する奇想天外の物語。日本免囚保護の父と謳われる原胤昭の生涯を綴る伝奇小説の金字塔。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とある出来事に触れた悪党たちの慟哭が心を打つ
    。改心した犯罪者たちと看守たちとの一人一殺の壮絶な戦いは忍法帖を彷彿させ、抜群の面白さ。物悲しいラストも素晴らしい。

  • 死んだら棺おけに入れてもらいたい本の一冊です。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1922年、兵庫県養父市生まれ。
東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
2001年、79歳で逝去。
本年2022年で生誕100周年を迎える。



「2022年 『警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田風太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×