甲賀忍法帖 (角川文庫)

著者 :
制作 : 寺田 克也 
  • 角川書店
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本棚登録 : 230
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356463

作品紹介・あらすじ

慶長十九年。この年、七十三歳の家康は悩んでいた。竹千代か、国千代か?秀忠の跡を継がせるのは、暗愚の兄か、聡明な弟か?懊悩の末、家康が出した選定方法-。それは、おのれの命の落日が近い焦燥からか、あまりに奇想天外であった。峠ひとつ隔てて対峙する先祖代々の宿敵、甲賀と伊賀。この両派から精鋭十人を選び、代理として戦わせるという。家康の厳命のもと、手網を解かれた猟犬のごとく敵に突進する忍者たち。秘術の限りを尽くして繰り広げられる地獄絵巻。凄絶な死闘の果てに漂う哀しい慕情。風太郎忍法帖の記念碑的傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 名作です

  • やっぱり彼特有の世界はすばらしいなと。
    でも、とびきりのエログロですので
    耐性のない方はお気をつけください。
    若干ですが、性的な暴力シーン未遂が
    ありますので。(約2回)

    それぞれの10人たちの能力は
    まさに脅威。
    中には人の範疇をはるかに超えた力を
    持った人間もいますので。
    と、言うかそんな人がこの世にいなくて
    良かったとすら感じます。

    最後の場面は寂しさすら感じるでしょう。

  • エログロがソフトで読みやすい印象。他の作品よりは性描写も控えめなので、女性が読むならまずはこの作品をお勧めします。
    壮絶な忍法バトルの裏で進む男女の駆け引きが切ない。

  • 映画化・まんが化で広く知られる山田風太郎“忍法帖シリーズ”記念碑的傑作。故中島らも氏もことあるごとに大絶賛。壮絶かつ凄絶、原作の文字のパワーはどんな媒体に変化しようとも決して超えられないだけの迫力あります。できれば、少年期・少女期に、どきどき、はらはら、もんもんしながら読んでいただきたい。“忍法”という言葉も、キャラクター一人一人が特殊能力を持つ設定も、忍法帖シリーズが生みの親との説があり、日本のまんが界に与えた影響力の大きさは計り知れません。

  • 超名作。
    最後に「で、どうなの?」って言う人が多いですが、私はこれはこれで良いのだと思います。忍者はただ闘って死んでいくだけですから。何かオチを求める人は、北斗の拳とかみたいな感じが好きなんでしょうねえ。

  • 2014.12

  • 初めての山田風太郎。奇想天外な忍術バトルが見所だろうけど、自分には合わなかったなぁ・・・。展開も全体的にご都合主義みたいに感じたし、文体も合わなくて描写や物語の筋も拾いづらかった・・・。

  • 1回読んでみたかった山田風太郎の忍法帖もの。大変おもしろうございました。映画にしたくなりますわな。軒並み読んでやろうと思っちょります。

  • 中島らものエッセイに何度も出てくる“目からウロコ”の本・・・
    確かに面白い、痛快っての??そんな感じの本です。
    人間にこんな能力があったら、楽しいのか不幸なのか・・・

    とにかく、山田風太郎を読んどくなら、この一冊です!

  • のめりこむ。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2018年 『忍法双頭の鷲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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