くノ一忍法帖 (角川文庫)

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著者 : 山田風太郎
制作 : 寺田 克也 
  • 角川書店 (2003年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356500

くノ一忍法帖 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • くノ一が全員妊婦というすさまじい発想。感服だ。

  • 家康の孫娘で、政略結婚として豊臣秀頼に嫁いでいた千姫に仕える侍女に、秀頼の子を孕んだ者が五人いるという。それは家康に対する千姫の復讐であり、その五人の侍女達は恐るべき秘術を身に付けた、真田家の女忍者達であった。
    苦悩した家康は、伊賀の精鋭五人に侍女達の抹殺を命じる。家康と千姫の確執、伊賀忍者と真田忍者の壮絶な闘いが幕を開ける―。

    くノ一忍法帖とだけあって、女忍者達が使う忍術は全て男にとって恐ろしいものです。
    筒涸らしや天女貝など、読んでて痛々しくなる術がたくさんでてきますが、かかってみたいとも思ってしまったり・・・(笑)。
    伊賀忍者達も性に関する術を使います。忍法帖シリーズの中で一番奇術が登場するものではないでしょうか。

    中だるみを感じましたが、それでも十分面白いです。
    特に男性諸氏にお勧めします。

  •  作者自身が忍法帖の代表作というだけのことはある。すごいね。

     とにかくストーリーの流れがすさまじいことと、発想が「ぶっとんで」いることは忍法帖の大原則だけど、確かにこれはすごい。とても思いつかないようなネタから始まって、これで終わりかと思ったところでまた別の発展をして、とんでもない落ちにつながっていく。すごい。

     忍法帖は、結局トーナメント戦というか、剣道や柔道の試合のような所があるのだけれど、これは案外ひとつの忍法を使い捨てにしていない。それは結構意外だった。逆に人間は実に使い捨てにする。だいたいこのシリーズの場合、忍者という人間は忍法を宿す器に過ぎないような所があって、実に単純に死ぬために登場してくるんだけど、この作品の場合それが忍者に限定されない。前半はそれで吹っ飛んだ。

     そもそも「出産」を含め、人間を欲望と生理と機能だけに還元しきったような乾いた物語作りがすごいのだけど、それがめちゃくちゃ魅力的で、肌がうずうずしてきてしまったりするのもまたすごいのである。

     まいった、まいった。
    2006/10/19

  • 『甲賀忍法帖』と同じく、寺田克也の表紙に惹かれて…。特に若い人にぜひ風太郎を読んで欲しいです。くのいち忍法帖なんてタイトルからしてよこしまな気持ちが無いと買えないですよ。期待して下さい。

  • 表紙は天野さんの講談社文庫で読んだ。
    ここでの検索で見つけられなかった。

  • 新聞の書評欄を見て購入。
    くノ一恐るべし…。
    8冊。

  • やっぱり山田風太郎は天才だあー!と喝采せずにはいられません。ミステリもそうだが、なんて最後の一文が上手いんでしょう。しかも決してあざとくなく。

  • 忍法筒涸らし!

  • 山田風太郎の忍法帖シリーズの1冊。某B級映画の原作にもなり局地的なファンの居る本作。エロ馬鹿な忍法が繰り出されまくります。それは忍法ではなく膣痙攣では・・・とか突っ込んではいけません。股間バブルは伝説。

  • 山田風太郎の忍法帖シリーズの中で有名な作品の一つ。女忍者と伊賀忍者の壮絶な戦い。

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