甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 326
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041356531

作品紹介・あらすじ

400年来の宿敵として対立してきた甲賀・伊賀の忍法二族。彼らは服部半蔵の約定によって、きわどい均衡を保っていた。だが慶長19年、家康によってついにその手綱が解かれる。三代将軍の選定をめぐる徳川家の紛争を、両里から選ばれた精鋭各10名に代理させようというのだ。秘術の限りを尽くし、凄絶な血華を咲かせる忍者たち。だが、そこには流派を超え、恋し合う2人の名も含まれていた…。山風忍法帖の記念すべき第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 時代を超えてもその新しさは色褪せない。
    甲賀も伊賀の精鋭たちが10対10で殺し合うという、少年漫画でよくみる設定だが、抜群におもしろい。古い本なのに、読むのが全く苦じゃない。時代物なんじゃないのと敬遠してる人はぜひ読んでみてほしい。
    20人もの忍者が出てくるが、それぞれ独自の忍法があり個性も風貌も豊か。
    この忍法はあの忍法には不利だけど、ほかの忍法に対しては強い、など相性があり、戦う組み合わせが考えられてる。
    朧と弦之介の最期の終わり方も切なくて良い。
    天膳はチートすぎ笑 好きじゃないが彼がいることで物語が格段におもしろくなってる。

    個人的に好きなのは伊賀の小四郎かなあ。

  • 漫画や映画になる理由がわかります。忍術の探り合い騙し合い…個々の愛や欲望など引き込まれる要素が沢山でした☾ これだけの特殊能力を持ってしても利用される側である“忍”という人種が切ない。あと個人的に破幻の瞳は映画の方が好みです“¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́✧

  • 前知識無しの初忍法帖

    ・感想
    マンガ、アニメ、そして実写と山風先生の傑作シリーズ。忍法帖シリーズの処女作。
    自分はどのメディアでも見た事が無かったので、どんな作品かとドキドキして読みました。結果は素晴らしいの一言。

    名前を憶えるのが苦手な自分としては、キャラクターが多いのは当初多少の苦痛も感じましたが、どの人物も強い個性、技を持ち、それが助けになり、結果、読みやすかったと思います。
    多くの忍者作品の元祖というのも頷けました。

    一番好きなキャラクターは陽炎。あの切ない出生と、忍者としてはどうかと思うけど、人間的な感情の強さが、惹かれます。

  • 山フーさんにしてはぐろくないです。
    忍者の運命...。
    結構楽しく読めるのでは?

  • 各々の忍者のキャラが面白い。
    次にどうやって倒すんだろうってワクワクしながら読んだ

  • 数々の忍法の応酬が面白い
    ひたすら戦っているだけだがロミジュリってるので結末が気になるのが良い

  • 時代劇専門チャンネルで「バジリスク」が放映される前の予習として読もうと思ったら

    「SHINOBI」だった。

    最初の数ページであれ? ってなって
    もしかして? 
    ああ、やっぱり!って

    「SHINOBI」は仲間由紀恵の白い美しさが際立っていましたが、こちらはとても山田風太郎でした。むしろよく一般向けにこんな系統の違う美しい映画にしたな「SHINOBI」と別に意味で感心しました。

    「魔界転生」で「小説って自由なんだなあ」と感心したものですが、こちらも自由でした。すごく面白い。
    エログロさえ乗り越えることができれば、たまらん面白い。
    設定斬新すぎるし、やりきってしまうところもすごい。

    次は「柳生忍法帖」を読む予定です。
    こちらも大層読み応えあるらしいのでとっても期待。


    山田風太郎、すごいわ…

  • 2017年5月26日に紹介されました!

  • 読了。

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著者プロフィール

1922年、兵庫県養父市生まれ。
東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
2001年、79歳で逝去。
本年2022年で生誕100周年を迎える。



「2022年 『警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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