わがセクソイド (角川文庫 緑 357-2)

著者 : 眉村卓

• KADOKAWA

感想・レビュー・書評

[楊業さんの感想 · 2021年3月3日]

既読本

[nonbe777さんの感想 · 2018年11月20日]

再読。

[johntamaさんの感想 · 2014年4月14日]

　未来の世界を描いていながら、登場人物たちと価値観や発想に、微妙に現代的とうか、むしろ古臭い部分があるのが、ミスマッチで面白い。

　例えば、p.209　まず、上野駅へむかう。といっても、東北地方へ行くつもりではない。

　最後に、ロボットが人間的になっていくあたり、ちょっとホッとしました。

[軒茶奈さんの感想 · 2007年12月9日]

叶えられない想い、儚い幸せ。切ない物語をお探しなら、この一冊をお勧めいたします。

[つゆさんの感想 · 2006年3月25日]

本って、こんなに泣けるのか・・・とはじめて知った本。

著者プロフィール

1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て65年より専業作家に。71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で79年に第7回泉鏡花賞と第10回星雲賞、96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、NHKでテレビドラマ化された『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などのジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。著書に『妻に捧げた1778話』『いいかげんワールド』など多数。2019年11月3日逝去。2020年に第40回日本SF大賞功績賞受賞。

「2020年 『その果てを知らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」